私は断りました。
何故なら、次の時間の科目の試験が、苦手科目(数学)だったので、少しでも、試験範囲を振り返っておきたかったのです。
尚も迫ってくるので、強めに、断りの意思を伝えました。
すると、その子は、私の胸倉を掴むな否や、思いっ切り、突き飛ばしてきました。
突き飛ばされた矢先には、パイプ机がありました。
幸いにも、パイプ机に体が、ぶつかる事はありませんでしたが、パイプ机の左右に出ている、鞄を引っかける部分に、右頬が当たりました。
と同時に、不意に手を右頬に当てると、手の内側が赤く染まりました。
ちょうど、出ている部分で右頬を、えぐった形になり、あっ、これは、ヤバい!と思い、通りすがった音楽の先生が目撃したのが幸いし、保健室に行きました。
ちょうど、試験の開始時間になっていたのもあり、保健室で試験を受けましたが、襲ってくる痛みと、その部位が受けたショックで、字を書くのも、やっとでした。
なので、その時の試験の結果は、言うまでもありませんが。
試験が終わってから、即、かかりつけの病院に行き、傷口を縫合してもらいました。
加害者の子は、教頭と学年主任を伴って、家に謝りに来ましたが、建前で許したとしても、内心は許せるものではありませんでしたし、私の親の姿を見ると、何とも言いようのないものがありました。
学年主任の先生が、「本当は、裁判事になっていても、おかしくはないんだよ!」と加害者の子に言っているのが聞こえました。
その後、更に、加害者の親と伴って、謝りに来ましたが、その子の父親は来ませんでした。
しかし、この出来事が、クラスの空気を変えました。
重ダルい空気から、さっぱりとした空気になり、同じ村の子が、常時、嫌がらせや、ちょっかいを受ける事はなく、嫌がらせや、ちょっかいを出していた子は、大人しくなりました。
咄嗟に取った行動でしたが、何気ない事がきっかけで、周りに与える影響も変わってくるのを学びました。
事実、怪我を受けた場所は顔ですから、一番、外見的な印象の一部として、相手の目に入ってきます。
今では、当時の傷跡も、だいぶマシになりましたが、尚も、その名残の傷は残っています。
今でも、ふとした時、怪我の影響か、疼く時があります。
なので、ここまで振り返ったとしても、上半身に怪我をする事が、圧倒的に多かったと思います。
中学時代、勉学面においては、何か、ずば抜けていたわけでもなく、下から数えた方が早い順位でした。
あえて言うのなら、授業とか試験とか関係なく、社会は、好きな科目でした。
歴史上の人物や、出来事、資料を見ていても、飽きませんでした。
それに反して、理系科目は苦手で、数学は公式を見るのも嫌でした。
一時期、家庭教師の方に来て頂いていた時があり、主に数学を教えて頂いていました。
その方とも、今も、交流しています。
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