刑法は旧司時代から得意でした。

構成要件にあてはめるだけの簡単なお仕事です。

しかし、構成要件をきちっと覚えているかが、基礎的事項です。

この構成要件に争いのある部分を覚えているか、これも基礎的事項です。



複数の構成要件が該当し、あなたの見解だとどうなりますか。これが応用事項です。



今年の問題だと、まず、正犯か共犯か共謀共同正犯か区別ができればOKです。
これは基礎的事項です。

本件事例ではどうなりますか。これは応用事項です。

ここに説得的に書かないといけません。論理的に。


こういうのが学べるのが学者の書いた演習書です。

どれでもいいです。
商法は短答は苦手、論文は得意といった分野です。

リークエ会社法で十分でした。


会社法100問(新、旧両方)は旧司時代につぶしましたが、ところどころ理解に役立った程度でした。

ロースクール演習会社法、ロープラクティス会社法などを一通りやりました。

これで十分でした。

あとは過去問と答練。


基本は、過去問と上記問題集を読込めばわかります。応用に深入りしないこと。
ただ、全部取得条項付株式などの買収対策のところはよく理解する必要があります。
これをやると、短答も解けるようになりました。
民訴法の勉強法

民訴法は流れ、言葉の意味の理解が一番難しく、これをマスターするのが一番効率がいいと思います。


民訴法は、藤田教授の解析本を使って、旧司の過去問をかなり読み込み解きました。

丁寧に書いてあります。


実力が無い方が、高橋教授の重点講義本を読んでも力が付かないと言われたことがあったので、持っていませんし、読んでいません。読まなくても問題ありません。

去年の民訴法とかの問題に出たらしいですが、現場思考で大丈夫です。
一部知っているからといって理解できていない場合には、むちゃくちゃな論理思考の答案になり、多分流れが悪くなります。


あとは、もちろん過去問が重要です。


使ったものは、
伊藤眞教授の民訴法
藤田教授の解析民事訴訟法
スタンダード100
論文基本問題集
判例百選(ただし半分ぐらいしか読めていない)
最近の民法は勉強しても足りません。

なぜなら現場思考の問題が多く、難しいからです。

私はなおのこと、民法は基礎的理解の復習に努めました。


去年の民法なんか、混合寄託を知っているかを問うているとは思えません。

今年の第3問も判例の例外の構成を用意しておくことを求めているわけでもありません。

その場で読んで考えて、法律的思考で答える。これができるかできないかです。

その意味では、普段の勉強の仕方がそのまま答案に反映されたといえるのではないでしょうか。


普段から考えて問題を解いているか、解答を見て真似ているだけなのか。
未知の問題に答えを持っていませんから、その時、自分で考えることができるか。
思考が停止するなら、まず、基礎的力が無い証拠です。
基礎的事項は書けます。書けて当たり前です。

請求の根拠は、費用償還請求。これが基礎的事項。
これを相殺と抵当権と絡めて答えられるか。これが応用的事項。

応用的事項の解答はその時は受験生は誰も知りません。スタートラインに立てたか、スタートラインに立てなかったのか。この違いです。
勉強法は、普通の合格者と同じです。

基礎的理解の徹底。

基礎的理解って何ぞや?って方は、そこを突き詰めることこそ勉強になるかと思います。


ヒントは、原則論です。


覚えているようで、いざ書いてみると勘違いや足りなかったりします。
これが過信になり、間違った記憶、理解につながり、穴だらけになります。





例えば、今年の民訴法第1問は、遺言無効確認訴訟の確認の利益。

このとき、確認の利益の原則論がきっちり書けること。これが基礎的事項。

応用事項は、遺言無効確認訴訟の場合。これは例外的に抜本的紛争解決ができる~みたいなもの。

さらに応用・発展事項は、今回事例は、その例外的場合ではないから、原則論に戻り、確認の利益が無いという流れ。

基礎的事項は最初のようなものの集合体です。



憲法でいう、表現の自由とかパターナリスティックな制約とか。予備試験で出た投票権とか。
今年はメインでは無かったですが、平等権もきっちり書けますか?
行政法でいう、原告適格は3つの流れ(原告の利益、法の一般的公益、個別的利益)ができますか?

民法の遺留分減殺請求の趣旨は?
売買と請負の担保責任の違いは?
商法の株主保護と取締役の責任制限の趣旨は?
民訴法の複雑訴訟のそれぞれの代表的な訴訟は?
選定当事者訴訟や法定訴訟担当、訴訟代理人の違いは?

刑法の過剰防衛と誤想防衛の違いは?
正当防衛と緊急避難の区別は?
横領と背任の違いは?
刑訴法にいう、任意的同行と逮捕の違いってなんですか?
328条は伝聞例外ですか?

みたいなことがスラスラ言えなければ、基礎的事項が足りていないと思います。


使った問題集は、スタンダード100と論文基本問題集です。

えんしゅう本は、行政法をやりましたが、私には価値が無かったです。
去年はダメでしたので、1年間更新ができませんでした。

今年、ようやく合格を勝ち取れました。
予備試験お疲れ様でした。

山外しのオンパレードだったとか。

これで絶対評価とか言って合格人数減らしたら、来年受ける人が激減するんじゃないか。


合格人数ありきの相対評価と思われますので、今日はゆっくり休んで下さい。
今日は蒸し暑いな。

明日は仕事なのに眠れないぞー。
もうすぐ予備論文試験

昨年は、問題のレベルは憲法、民法、民訴法はびっくらこいた。

実務基礎は民事はかなり難しかったが、刑事はそれほどでもなかった。


注意した方がいいと思う分野
勝手に予想
(゜∀゜ゞ


憲法
去年平等権
新司政教分離
今年教育か団体自治

行政法
去年処分性
新司処分性
今年原告適格か学校の先生への処分


民法
去年相続と他人物賃貸借
新司寄託
今年請負と売買の瑕疵担保

商法
去年株式譲渡制限
新司利益相反
今年事業譲渡か分割

民訴法
去年当事者
新司訴訟告知
今年重複訴訟


刑法
去年嘱託殺人と因果関係の錯誤
新司横領、詐欺
今年事後強盗殺人か間接正犯

刑訴法
去年一般令状と関連性
新司宅配便と訴因変更
今年伝聞か現行犯逮捕


こんな感じで。
自分が今年受けるならこの辺りを重点的にやったと思う。
台風の影響で電車がいつもより混んでいる。