最近クマの襲撃ニュースが多い。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げる。心身ともに1日も早い回復をお祈りいたしております。


それにしても件数の激増には危機感を抱く。やはり、食べ物がなくなって困り果てたクマが、己と家族のため危険を顧みず下山してきていることが一番大きい要因だと思われる。


しかし、怒りや困惑はもちろん理解しているが、全ての生き物は子孫繁栄のための行動を粛々と行っているだけであり、害獣も害虫も雑草も、本来存在しない。人間にとって有り難くない存在にそう名前をつけているだけだ。

 「エサや快適な住居を提供しない」。個人や行政がこれに徹底して取り組む事で、かなりの解決策が見つかるのではないだろうか。悲惨な事故がもうこれ以上起こらないよう祈るばかりだ。そして祈るだけではなく、自分にできる事を実践して、役に立つ大人になりたい。


実生活ではあまり聞いたことがないが、こんな英語の言い回しがある。


Does a bear shit in the woods?

クマは森にいますかだって?=当たり前の事聞くなよ!


この表現、今の日本ではツッコミどころ満載となったかも…。


英検1級の文単でも、クマの知能の高さを紹介した英文があり、興味深く読んだ。


・クマは、肉食獣(carnivore)の中で一番脳が大きい

・クマは、数を数えることができる

Bears can count.


意外にシンプルな文章であれっと思うと同時に、これにはゾッとした。TVの実話再現フィルムで、キャンプ中の集団を執拗に追い回すクマの映像があったが、単に襲いかかるのではなく、「あと一人いるはず」などと考えて行動していたのかと思うと改めて震えが来た。


ご存知の通り、bearにはたくさんの意味がある。タイトルのbearは、クマ耐えるをかけてみた🧸