私は、自分が十分なサービスを受けられなかった時、黙っていない。長年のサービス業経験で、「この世は言ったもん勝ちだ」と身に染みてわかっているからだ。そのため、買った商品が破損していた場合の店舗に対してのクレームといったキホンから、勝手に歯を削ろうとする歯科医へのダメ出しまで、かなりの熱量で自分の利益を守ろうと努めている。
だけどこれって、ストレスなく生きるために結構必要なスキルなんじゃないだろうか。それに、「言ってみたら」意外とあっさり受け入れられる事って多い。ファミレスやファーストフードでも、「言われたら出す」ものって結構あったりする。
ここまで書いて、自分がただの図々しいオバさんになり果てている事にうっすら気づいたが、まあこんくらい誰でもやってる…よね?
そんな私は今朝、黙っていられない不利益をこうむった。そして、真っ向から大企業と対峙したのである。
その相手とは、あちらは知るはずもないが30年の長きにわたりお付き合いのある旺文社様だ。
今朝、いつものように足揉みをしながら単語帳のリンク音源をスマホで流しっぱなしにしていた。すると…キタキターッ、ラストトラック。 長文の読み上げが終われば21個の単語を読み上げて終了だ。
いよいよ単語帳のラスト単語。
bleak 将来などが暗い
美人(だと思われる)ナレーターが明るくハキハキと読み上げた。
え?なんですと?
返事はない。どころかずーっと続く沈黙。
あ、そっか。最後まで来たから自動再生が終わってんのか。
…って、私の努力と苦労の挙句辿り着いた栄光のサミット(頂き)が、
bleak 将来などが暗い
なの?
この音源は10回以上通して聴いている。だが、足揉みの悶絶の最中に流れているせいか、どれもあまり印象に残っていない。たまたま今日は足揉みが終了してストレッチ中だったので最後の単語がひときわ大きく聞こえたのだった。
ひどくおのれの不利益を感じた私は、一呼吸おいて、以下の境地に至った。
やっぱり…訴えてやる!
常々、リスニングトラックの右上にある「ご意見ボタン」には感心していた。
なるほど、これを設ける事で、タイムリーに学習者のリアルな声を掬い上げているのだな。学習者にとってもこれはありがたい安心機能だ。私には今んとこ必要ないけどね。
しかし…
「今」なんじゃないか?
私は、大手企業様が一番ほしがっているものを朝イチで提供した。すなわち、カスタマーのリアルVoiceである。(意味のない英語変換、ご不快に思われましたらこちらの思う通りです)
以下遠慮のない生の声である。
素晴らしい教材で毎朝リスニングしていますが、ひとつだけ残念な点があります。単語帳の最後の単語が
bleak 将来などが暗い になっている事です。
頑張ってリスニングしてやっと辿り着いたラストがこれですとガックリ来てしまいます。次回編集の時は別の単語に差し替えて頂きたいです。
これって失礼かな?え、自分なら送らないって?
あ、もう送っちゃった😆
でもやっぱりこれは罪だと思うな。ここに辿り着くの、私の記録によれば1周目は62日間かかってるんだから。
でもいっか、これで
bleak 将来などが暗い
は、きれいなお姉さんの声でいつでも脳内再生可能になったから。次回受験の際に、コレが出題されますように