さ、ウォーキングに出かけるかあ。
戸締りをして出かけようとしたその時、ピンクのバケツが目に飛び込んできた。
あ、しまった。今朝の収穫、忘れてた。
朝の庭パトで採れた野菜、旦那さんが窓辺に置いてってた。
もー。
ミニトマト約20個とちびピーマン8個.オクラ6本。嬉しいけど下ごしらえメンドイ。しかし、これを放置しておくとメンドさは乗で増加する😭
はああ。
諦めて鍋にお湯を沸かし始めた。
ミニトマトは、毎日食べてると皮が固くて飽きてくる。そこで今は湯むきがマスト。洗って切れ目を入れ、3秒湯につけて水にさっと潜らせるとスルリと皮はむける。…が、小さくてめんどくさい。
それに、数が増えると湯の中で舞い踊る赤や黄色のトマトたちを捕獲するのが意外と手間なのだ。菜箸やお玉で追跡すると、お湯がハネてキケンなことすらある。
慣れた手つきでプティナイフを構え、次々とトマト君たちに切れ目を入れる。ザザッと鍋に開けると、
ワーイ
とばかりに色とりどりの不揃いな球体がポコポコと踊る。
カワイイけどすくうの面倒くさっ。
ふと、この前買い替えた味噌溶き網が目に入った。
これ良くない?しかもふんぱつして100均からT-falにしたんだあ。
意外と調理器具は大事。ヤワな道具をギリギリまで使って危ない目にあった事は数え切れない。最近は学習して初期投資して必死に回収する方針に切り替えた。
すくってみると…10個ちかくを一網打尽。しかも、親切設計で鍋に引っかけるフック付き。小さいナベの事、別に引っかける必要性は感じられないがわざわざやってみる。
うおお、イイじゃん。
前回の105円味噌漉しは企業努力で小さな引っかけクリップみたいなものを搭載してくれていたが、それがあったがために無理やり使ってやけど未遂や切り傷未遂をやらかした。
しかしT-fal様にはそんな危うさはない。トマト引き上げ後、手抜きでそのままオクラを投入して茹でる間も引っかけっぱなしでも取っ手は溶けない、熱くならない。
オクラを茹でながらチビピーマンを切ってタネを取る。チビだけど肉厚で美味しい。そして…このチビちゃんたち、恐るべきアドバンテージを隠し持っていた。それは…
小さすぎて、肉詰めしても中身が出てこない事。
コウケンテツさんの極み肉詰めピーマン動画は裏ワザ連発で鬼リピしたのだが、そもそもこの子達なら、丸めたタネをぐいっと入れれば、つなぎなしで逆さまにしても出てこない。まさにコウケンテツさんいらずのハイスペックベジタブルなのだ。
さ、仕込み完了。
ウォーキングがてら、ひき肉買ってこよ。