はい。今日はちょっといつもよりチョーまじめなお話をします。

「義眼床拘縮」

これって{ぎがんしょうこうしゅく}って読みます。

義眼はしてっますか?

外傷(事故など)や腫瘍で眼球を摘出された方は
義眼を入れます。

義眼床拘縮は義眼を入れる土台が変形したり、周りの皮膚がたるんだり
残った結膜(よく結膜炎になって充血するところ)が縮んだりして
義眼の安定性が悪くなること。

眼球を摘出(正確には眼球内容除去術)された方は義眼を装着して、日常生活を送ります。何とか左右対称にして、不自然さがないような義眼をを望むことは当然ですし、義眼を作る仕事の人も大変な苦労をして
対応してくれます。
また義眼って結構高価なんです。

義眼床拘縮になると安定性が悪く、落ちてしまったり、いつ落ちるかなんて不安に駆られたりして、患者さんに非常に多大な精神的負担を与えます。


こういう仕事をさせてもらえるなんて、すごく幸せだと思います。

患者さんに、本当の意味で安心を与えられたらいいと思います。


では さらば