ここ数年 切らない治療 つまりダウンタイムを少なくして
効果を出す治療の患者さんが非常に多くなっています
タルミに対しては レーザーの性能が格段に良くなり
1年程度の持続とはいうものの 患者さん自身もすごいと
感じるぐらいの効果を出すことができる ウルトラセル
ガッツリ切るフェイスリフトより効果が少なく、持続も短いですが
どうも切るといきなり変わりすぎ
等という方もいらっしゃいます。
ただ、なんでも切らない方がいいかというとそういう事はありません
やはり切開して根本的に治すことが大事な疾患もあります。
タルミなどは、いくらフェイスリフトをしても、5年10年経過すると戻ってきます。
で、自分自身が切らない治療は8割以上がまやかしと思っているので
そういった雰囲気が伝わるのか、切らない●●を受けたけど
戻った という相談が非常に多いです
戻る治療はそれだけ安全と患者さんには説明していますが
「この治療も切らずに治すの????」
と思う治療はあります。
切らない眼瞼下垂は ミューラー筋に傷をつけるので
行わないことにしましたが、それは眼瞼痙攣の原因になるからです。
もちろんならない症例の方が多いのですが、なってしまうと
その患者さんの苦しみは、非常に大きいです。
切開して腱膜固定をすれば何の問題もないことなのですが、腫れて
しまうので敬遠する人が多いです。
そして 先日 切らない陥没乳頭の治療を受けた患者さんが相談に来られました。
当然のごとく(自分ではそう思っている)陥没状態でしたが。
今度、切って治します。
切らない小鼻縮小 これも戻ります。
当然です。傷がほとんどないのだけがメリットです。
切らない治療は、意外とお高くてびっくりですが
高いので 患者さんも長く続く、効果が高いと勘違いするのかもしれません年