刺青除去後 | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

よく刺青を切り取って除去した患者さんがきます。

3回で完全に切除した

3年かかったなど、

刺青入れるのは数時間 取るのは年単位 

なんですが、入れてしまったものは自己責任ですので、致し方がありません。

結婚して子供と温泉に入りたい

などという理由が多いのですが、

なんといっても

刺青を入れていたという事実を無くしたい

というのが、一番の理由のことがほとんどです。


そこで、切り取ったりすた傷は事故のキズ跡といったり

骨折の手術のキズ跡といってごまかせるようになり、


皮膚移植した傷はやけどのキズ跡といって、刺青を入れていたという事実を
無くしてしまいます。

最近の寂しい相談。

二の腕の刺青を数回変えて切り取ってもらったのですが、

傷痕が十字架のようになっている

傷痕が雷のような線になっている

こんな傷跡はけがではありえないし、手術でこんな風に切ったりすることも

ないのではないか?

また、最近は刺青除去後のキズ跡の写真がネットでみれますが、

そのお写真と同じで 刺青を切り取った傷痕ってばれてしまうので

何とかしてください という相談があります。

手術の傷痕は 直線です。

そうならないように、切除と皮膚移植、または薄削を組み合わせて、

そうすることで治療期間も短縮できます。


こいずみ形成クリニック
小泉正樹

http://www.meteor-clinic.com/