陥没乳頭 | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

この治療は、基本的には授乳障害がある場合、または授乳障害が生じる可能性が高い場合には、保険診療です。


実際に授乳障害が起きてから治療を受けても間に合いませんので、

その前に手術を受ける方がほとんどです。


20代30代の女性がほとんどです。


陥没乳頭の原因は、乳管の低形成です。


わかりやすく言うと、乳管が短いために、乳頭が乳管により引き込まれている状態です。


刺激や押し出すと、乳頭が出てくるが、何もしないと陥没してしまうような場合は、


吸引することで改善することがあります。


また手術も比較的容易で、再発も非常に少ないです。


手術を行うことで、しっかり治したいという方が半分以上のような気がします。


重症例、これは乳頭をひっぱても押し出しても出てこない、


または出てきても乳頭自体が非常に小さい場合です。


乳管を切離すると、改善しやすいですが、これでは授乳ができません。


こういった症例は再発率が高くなります。


陥没乳頭の手術を行っていて、この重症例の再発をいかに少なくするかが


ポイントです。


私は、乳頭が出てこない症例では、


教科書に載っている方法でなく、


新しい方法を行っております。


これまで、論文は1つだけでておりますが


症例数が多くなってきていますので


来年あたりには学会で報告できるのではないかと思っております。


このような重症例の方、また手術を受けたが再発してしまった方は


あきらめずに受診していただければと思います。



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