この治療は、基本的には授乳障害がある場合、または授乳障害が生じる可能性が高い場合には、保険診療です。
実際に授乳障害が起きてから治療を受けても間に合いませんので、
その前に手術を受ける方がほとんどです。
20代30代の女性がほとんどです。
陥没乳頭の原因は、乳管の低形成です。
わかりやすく言うと、乳管が短いために、乳頭が乳管により引き込まれている状態です。
刺激や押し出すと、乳頭が出てくるが、何もしないと陥没してしまうような場合は、
吸引することで改善することがあります。
また手術も比較的容易で、再発も非常に少ないです。
手術を行うことで、しっかり治したいという方が半分以上のような気がします。
重症例、これは乳頭をひっぱても押し出しても出てこない、
または出てきても乳頭自体が非常に小さい場合です。
乳管を切離すると、改善しやすいですが、これでは授乳ができません。
こういった症例は再発率が高くなります。
陥没乳頭の手術を行っていて、この重症例の再発をいかに少なくするかが
ポイントです。
私は、乳頭が出てこない症例では、
教科書に載っている方法でなく、
新しい方法を行っております。
これまで、論文は1つだけでておりますが
症例数が多くなってきていますので
来年あたりには学会で報告できるのではないかと思っております。
このような重症例の方、また手術を受けたが再発してしまった方は
あきらめずに受診していただければと思います。
こいずみ形成クリニック こいずみまさき
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