傷痕が悪化しても納得される治療 | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

傷跡にもいろいろあります。


事故やけがの傷でなく


リストカットの傷跡があります。


この傷は、前腕内側に 白い線が数本 時に数十本入っています。


範囲が広く切除することは困難です。


数回に分けて切除する方法

レーザーでぼかしていく方法があります。


ただ半年~1年の時間がかかります。


リストカットの患者さんは、傷がきれいなのは当然なのですが


そういった患者さんの希望のほとんどは


「リストカット」としたことが1日でも早くわからないようにしてほしい」ということが


第一希望のことが多いです。


入学前・就職前・結婚前に治したいという希望が一番なのです。


そうすると、1年以上の時間はかけられないということがほとんどです。



こういった場合はどうするか?


切除する分は切除して、残った部分には皮膚移植を行います。


傷跡はツートンカラーで、あまりきれいではないですが


リストカットをしたという事実は消えます。けがの傷、やけどの傷といっても大丈夫です。



形成外科医として、リストカットの白い成熟瘢痕のほうが傷自体はきれいだと思いますが


誰が見ても原因がわかってしまう傷痕は 手術前より傷痕自体がキレイになれなくても


喜ばれます。術後間もない時期で 傷跡が赤くひきつっていても喜んでくれます。


傷痕が手術前より悪化しても、喜ばれる治療は、こういった類の傷痕だけだと思います。


もちろん手術前にメリット・デメリット 特に傷痕の引き連れなどの話はしっかりします。


もちろん時間があれば分割切除やレーザーを行いますが、リストカットの事実をなくしたい場合は


やはり切除が基本だと思います。




こいずみ形成クリニック  こいずみまさき


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