こんにちは
こいずみ形成クリニックです
今回は、当院では取り扱っている2種類のプラセンタ注射
メルスモンとラエンネックについてご紹介させていただきます
基本的には効果に大きな違いはありませんが
2つの製剤の特徴がこちら⇩です
<ラエンネック>
製造方法:分子分画法(必要な成分だけをフィルターを使って抽出)
内容:アミノ酸・ペプチド・蛋白
添加物:pH調整剤
適応疾患:慢性肝疾患における肝機能の改善
副作用:頭痛がおこる人がいる
胎盤含有量:1アンプル(2mL)中112mg
肝機能が低下すると倦怠感や疲労感に悩まされます
また肝臓は新陳代謝をコントロールする臓器であることから、
ラエンネックを投与することで肝臓の働きが良くなり
疲労回復等の効果が発揮されるのだと考えられます
お酒をよく飲まれる方はラエンネックがお勧めです
<メルスモン>
製造方法:加水分解法(プラセンタの細胞膜を強酸で分解し、エキスを抽出する方法)
内容:アミノ酸・ペプチド(蛋白は含まない)
添加物:ベンジルアルコール
適応疾患:更年期障害、乳汁分泌不全
副作用:眠気がおこる人がいる
胎盤含有量:1アンプル(2mL)中100mg
1本(2 ml)あたりの胎盤含有量は、ラエンネックのほうがメルスモンよりも10%ほど多くなっています
ベンジルアルコールには、局所麻酔作用があるためメルスモンの方が注射時の痛みが少ないです
またラエンネックのほうがメルスモンよりも酸性度が高く、注射時の痛みが強いという報告があります
※体質的にこれらの添加物にアレルギー反応を起こす方が稀にいらっしゃいますので、
痒みや発疹などアレルギー症状が出現した場合は薬剤を変えるなど対策を行います
更年期症状がある方はメルスモンをお勧めします
医療用プラセンタ注射は
ヒトの胎盤から抽出された成分を注射しているため人間との親和性が高く
リスクが少ないことが特徴です
副作用としては、注射による投与のため一般的な注射と同じような痛みが挙げられます。
またプラセンタ治療を受けたことがある方は献血ができなくなりますのでご注意ください
9月までお得なキャンペーン中ですので、ご興味ある方はご相談下さい
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