中村敬斗が所属するトゥエンテ(オランダ)
指揮官のゴンサーロ・ガルシアは、多分物凄く優秀な人間なんでしょう
先日のフィテッセとのゲーム(0-3負け)で中村を前半39分に交代させたんですが、選手としては超屈辱的な前半途中交代にした理由をシッカリと述べています
勿論監督自身も選手時にそれをやられ、物凄い嫌な思いをした経験がちゃんとある
その内容で、交代させた事への理由付けもちゃんとありましたし当然だという事も解ります
「 喜んでやったわけではないが、チームには必要なことだった。
ケイトの頭はピッチにはなかったし、チームから完全に離れてしまっていた。 」
「 彼は年間を通して継続的にプレーしているまだ19歳の少年であることを忘れてはいけない。
そして、リミットに辿り着くことも当然だ。
ケイトは最高のポテンシャルを持った最高のタレントだ。
これまでにも多くの良いプレーを見せてきた 」
※今回のリミット(最高到達点)とは、中村の集中力や疲れなどが限界だったことを指しているのでしょう
「 もう一週間が経てば、彼は休養のために家に帰ることができる。
休暇後、我々はさらに成長した彼とフルエネルギーでトレーニングを始めることになる。 」
育成指導者の皆さん、解りますか?
連日継続するのは勿論大切なことですが、子供たちの様子を見て休暇も与えなければならないんです
やりたがり過ぎるのも、何も考えない知らない大人のエゴ
子供たちの頭(身体)が深層的に飽きてきてたり疲れているなと感じましたら、私は練習予定日でも突然休みにしてきましたよ
皆で集まるだけで気持ちが高まっちゃうんで、休養にならないから強制的に休みにするしかないんです
これも自分がプレーヤーのときに
『今日は乗らねえなー』って飽きたり疲れてると感じたことが多々あって、その日のサッカーが向上心も意欲も何もないこなしになり、結局『ただの無駄な一日になっちゃったよ』って事を踏まえて感じたことからやってることなんだけど、絶対に理解は難しいよね・・・