まずは本当に良くやったよ

いま日本代表が持っている力をフルに出してベストを尽くしたことに、少し感動もしたし最後は絶望感も味わった

日本全国民に夢の半分(ベスト8)を見せてくれたし、なんだかんだ皆の記憶に残る大会になったよな

 

 

でも、でもなんだけど

何で残り僅かな時間しかないのを分かっていたのに、前にあんな人数を掛けちゃった?

しかも、負けてたんじゃなく延長戦が目前に来てて引き分けてたんだぞ


監督、そしてスタッフ 選手全員の頭の中が全力で前掛かりになっちゃってて、リスク管理が全くゼロになっちゃってたじゃん m(_ _)m

同じ状況はサッカーではよく起こりうるから、うちの選手たちには逆襲に気を付けて守らなきゃいけないぞってキツく言って、絶対に守備に5~6人は残すね
相手ゴールに入るときは、不思議と中に2~3人いるだけでも簡単に入るから・・・

全員が時間の計算をし、ラストのプレーだって勝手に思い込んでしまっていて、こんなキレイに逆襲されて失点する最悪の状況を微塵(みじん)も考えてなかったはず

基本ピッチ外にボールが出なければ試合が終わらないのを、代表の人間全てが忘れてしまった一瞬

私は最悪の状況を考えていて、マジ大丈夫なのか?と守備の人数を気にしていましたが、案の定・・・<(_ _)>

 

日本代表に関わる全人間+日本全国民がラストのコーナーでゴールを取れるかも知れないと舞い上がりすぎた

でもあそこで決める必要は全くなく、試合はあと30分出来たんだぜ・・・

 

舞い上がるのを冷静に判断し、最悪な状況にならぬように一番必要なリスク管理をするのが監督の仕事


本気勝負(予選リーグ)までは良かったけど、やっぱ超本気勝負(決勝トーナメント)では色んな意味でまだ勝てる力を持っていない

日本全体が、サッカーではまだまだ成熟できない子供だったってこと



メテやOBの諸君
いつも俺が攻めのコーナーキックでは、守備に残る選手に『 休みじゃねーぞ、絶対に速攻に気を付けろ 』って、攻撃のことなんか無視し放っておいて、そのことだけ言ってるよな?
見ただろ? 気を付けなかったそれが、この結果になっちまったよ
この大舞台でやっちまうんだから・・・

うちのキッカーには、口うるさく言い続けているが
コーナーキックのキッカーにも、絶対に蹴ってはいけない三つがある

即座に次の行動が出来てしまうダイレクトにGKにキャッチされるのと、ニアで簡単に前にクリアされるボール、そして突っ込んでくる味方選手を置き去りにしてしまうマイナス過ぎるボール

これらが絶対にダメなキックなんだ

当然相手の速攻を食らわないためにな


クラブW杯の鹿島の時も悔しかったけど、そんなのとは比べものにならないくらい
悔しい、悔しすぎる (T_T)

これが国の威信を懸けた戦いなんだ💧



西野監督、日本代表23人の選手 スタッフ
本当にお疲れさまでした

大会とはなにより初戦(初日)が大事で、勝ち上がるためにはボール回し(鳥籠)も必要なのが解りました
この悔しさを晴らすためには、ジュニアの育成から習慣付かせ意識させる

これに限ることを再認識させてくれたんで、感謝しかないですね
今後も日本サッカー発展の為に、一緒に頑張っていきましょう

 

 

PS

西野監督が言った『 何かが足りない 』のは、プレー云々ではなく最後の場面で冷静な判断が出来なかったサッカーへの成熟度

これだけですよ