2022年 紫苑S GⅢ 回顧
2022年9月10日(土)
中山 芝2,000m
晴 良馬場
レース結果
Sペース ロンスパ戦
4角
頭数も少なくフラットな馬場
血統
1着キングカメハメハ×クロフネ
2着ドゥラメンテ×ヨハンクライフ
3着オルフェーヴル×キングカメハメハ
4着エピファネイア×アドマイヤジャパン
5着ゴールドシップ×センノエルシド
前走
1着オークス、2着。
2着オークス、競走除外
3着オークス、11着。
4着オークス、12着。
5着3歳未勝利、1着。
1着スタニングローズ
外枠から外目を先行する。1角では3番手外を回し、道中外目追走。3角では2番手まで上がり同時に外からサンカルパも上がっていく。
4角内から2頭目を回し、
直線しぶとく粘るサウンドビバーチェをゴール直前で交わした。
やれる競馬はできた。先行力があるので安定している。
2着サウンドビバーチェ
外枠から行き足が良く内に切り込んで行き先頭に立つ。
道中も内で1馬身差を広げて逃げる。
3角から徐々に差が縮まり4角内を回す。
直線では勝馬に早目に並ばれそうになり坂地点で差を広げるが最後のクビ差で交わされた。
坂のあるコースは得意。
3着ライラック
スタート決まるも行き足付かず、中団外目を追走。他の馬が上がっていく中でしっかり脚を溜めていた。
4角内から4頭目を回し外にはシーグラスがいた為、外に出せず。
直線に入ってから大外に持ちだしてから追い込んできた。
後方からでは仕方ないが展開が嵌れば。
4着サークルオブライフ
内枠スタート出遅れて後方から。
道中外目追走。向正面で徐々に位置を上げて5番手外目から3角に入り。
4角内4頭目を回し
直線外に持ち出して差してきたが苦しくなったのか内に寄れながら走っていた。
スタート出遅れがあり道中位置を上げた分終いが甘くなったか。瞬発力勝負よりも持続力を活かす展開の方がいいか。馬体重マイナス22キロと状態面も厳しかったか。それでも地力はありそう。
5着カヨウネンカ
道中後方で折り合い面が怪しかった。
4角内から3頭目。
直線進路がなく外に持ち出してから最後人伸びしてきた。
終いの脚はしっかりしていた。初重賞ではやれた方。
レース後のコメント
「ホッとしたというのが一番の気持ちです。先生と事前に相談して、今日の馬場傾向も考えて、ある程度、良いポジションで運べればという話をしていました。最終的には任せていただいていたので、自分の感覚で乗りました。春に一度乗せていただいた時より折り合いに進境を感じました。反応が素晴らしかったですし、もっと楽にかわせるかなと思ったのですが、休み明けの分、少しモタモタしました。
次はもっと良くなると思います。GIを経験して精神的にどっしりしましたし、数字が示すように体も大きくなり、心身ともに成長しています。僕は乗っていませんでしたが、春はGIで2着と惜しいところまできていたので、なんとかスタニングローズと一緒にGIを勝ちたいと思います」
「逃げるプランはありませんでした。誰も行かないので馬に任せて行きました。道中、掛かると聞いていましたが、ギリギリ折り合いもつきました。楽なペースで逃げて最後に止まるのですから、この距離は長いです。マイルがベストだと思います」
「落ち着きがあってスムーズな競馬ができました。イメージとしては、早目に踏んでいこうと思っていましたが、外から来られて、違う競馬になりました。最後は良い伸びでした」
「調教では問題ないのですが、ゲートの中でイライラして後ろにもたれたり、余裕がありません。それで出遅れて、ペースが遅く前残りになって、この馬にとっては全然スムーズではありませんでした。それでも頑張って伸びてきましたから、次につながると思います」
「距離は問題ありませんでした。直線でどれだけ脚が溜まっているかと思っていましたが、とても手応えがよかったです。それなのに前が詰まって、もったいたいことをしました。今日は半信半疑でしたが、内容は良かったですし、この先につながると思います」
「休み明けもありますが、一所懸命走る馬で、道中、力んでいました。今日は息を入れてリラックスさせられなかったのが敗因です」
「勝ち馬の後から良い形で運べましたが、ラスト200mで止まりました。広いコースのマイルがベストだと思います。今日は距離が長かったです」