気付いてしまった | 一卓嗣の点の記

一卓嗣の点の記

音楽の話やギターの話を書いたり書かなかったり。
秘かに闘病日記だったりする。
目指せ毎日更新。

昨日のライブではエフェクターを使わずに、パラアコDIからミキサーに直撃というつなぎ方をしたわけですが。
PAのハヤヲチーフにもお客さんにも何か好評だったような気がします。
ハヤヲチーフ曰く、「エフェクターとかの音が無い分、ハウリングに気を遣わなくて済む。『ギターの』ハウリングポイントさえ抑えておけばいいから。エフェクターが入ると、『エフェクターの』ハウリングポイントもチェックしなきゃいけないからね~」との事。
そうか、そういう問題もあったのか。

以前僕はここで「良いプリアンプ」と「良いコーラス」と「良いディレイ」があればそれで十分と書きましたが、ちょこっと訂正。

「エフェクター、そんなに要らない」


最近のPUはかなり性能が上がってきていて、iBEAMのように「かなりマイクに近い音」で拾えるものまで出てきました。
だったらいっそ、生音に一番近い状態で弾くのがいいんじゃないかな?と思って試してみたのが昨日のライブのセッティングです。

今更書くのも何ですが、アコースティックギターは生音で聴くのが一番です。
ただ、どうしても音が小さい楽器ですので、生音を「本当に」楽しめるのはせいぜい3~4人ぐらいだと思っています。
それ以上の人数だとギターから離れすぎて、おいしいところが体感できない。
そうなるともうマイクで録るかPUで拾うかしかないわけで。
「マイクだと自由に動けない」というのが嫌でPUを使い続けてきた僕ですが、どうしても生々しい感じの音のPUっていうのには出会えませんでした。
ならばという事でいろんなエフェクターを試しているうちに、エフェクターが面白くなって手放せなくなって今に至る、と。

でも、昨日のライブでかなり考えが変わりました。
これも何度も書いてきた事ですが、iBEAMは本当に良いPUです。
ギターの性能をそのまま拾ってくれて、生々しい感じの出せる傑作だと思っています。
今後は多分、そんなにエフェクターを使う事は無いのではないかと思います。
DIにパラアコDI(とかVENUEとか)を使うだけで、他は使っても時々ディレイ1個とかリバーブ1個とか、そんな感じかなと。
あと、便利グッズとしてボリュームペダルとかぐらい?

ちょっと長くなりましたが、昨日出た「結論」です。
VENUE、欲しいなぁ~☆