先日、長男の文化祭にお邪魔しました。
彼は来なくていいと言ったのですが、今は息子との思い出作りが私の使命なのです!!
何が何でも行かねばならぬ!
たとえ仕事の締め切りが迫っている、ヤヴァさMAXでも!
というわけで劇を観ました。
子供たちと何度も観たデズニー映画「リメンバーミー」
次男が健在な時は何一つ感じなかったこの映画が、私の心を穿ちました。
死者の世界のご先祖さまとの交流。
家族に忘れられた者は第二の死を迎える。
死しても繋がる家族の絆。
エンディングで息子が「リメンバーミー」と「音楽はいつまでも」を熱唱しました。会場は割れんばかりの拍手喝采。感動的で心温まるエンディングのはずが。
私は、ただただ涙するだけでした。
大号泣でした。声は押し殺しましたけど。
隣で観ている三男と妻は楽しそうにしています。雰囲気を壊してはいけない。
涙が止まらないわけは二つ。
私の左隣の席が空いていたのですが、かつてその席に次男が座りベイマックスを映画館で見たことを思い出しました。ベアマックスと別れるクライマックスで「だめー」と叫んで、涙した次男の優しい一面。そんな在りし日の特別な思い出と感情が蘇ったから涙が出ました。
そして長男の歌う歌詞が私の心に刺さりました。
みんなの思い出と共に生き続ける、いつまでも
ただただこの歌詞が悲しくて、悲しくて。
帰宅して直ぐにiTunesでこの二曲を買いました。一人で聞いていると自然と涙が出てきます。家族はこの曲を聴いて私が一人泣いていることを知らないと思います。
愛しい人を失った方へ。
この歌は希望のある歌です。
とても感動します。
でもとてと悲しくなります。
しっかりとお別れしたのに、会いたいよ次男。
いつか必ず会おうね。
余談を二つ。
その一
私と同じように号泣してるご婦人を観ました。きっと私とは違う境遇でしょうが、やはり涙を誘う素晴らしさがあったのでしょう。私は間違っていない!
その二
昨晩、珍しく長男が話しかけてきました。劇が好評で体育の先生に褒められたこと、女子の母親から写真撮影を求められたことを、はにかみながら話してくれました。真剣に劇なんかしたのが初めてかもしれません。良い経験をしたね。
お父さんは心の底から感動したんだよ。ありがとう!