少林皇帝拳 | 堕惰イズム

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シュールも好きなので。

原題は”爛頭何”、英題は”Dirty Ho"。少林って名前がどこから来るのか全く分かりません。話の中に、少林寺の一言も出てこないし、お坊さんも1人も出てきませんから。多分、監督から俳優まで、殆どが『少林寺三十六房』と同じだからなんでしょう。こんな言い方をすると申し訳ないけど、邦題を付けた人は中身見ないで付けたんじゃないですか?
主演は、リュー・チャーフィーとなってますが、ワン・ユーも同じくらい出てるし、英題にはワン・ユーの演じたホーの名前が出てるわけで、個人的にはどちらでもいいかと。名が売れてる方を上にした感じでしょうか。

内容は、清の康熙帝の第十一皇子のワン(リュー・チャーフィー)は権力のある立場を嫌い社会に溶け込んで暮らしていた。そこで、料亭で豪遊する泥棒のホー(ワン・ユー)に出会い、更正させようとし、クンフーを鍛えていく。また、皇位継承を狙う第四皇子がワンの命を狙ってくる。
内容は、どうでも良いんですよ。それはDVDの特典でのリュー・チャーフィーのインタビューでも言ってたので。。。

全体を通じて、味方同士または敵との複数でのアクションが面白いです。まあ、演武みたいな感じですが、やれといわれてできるものじゃないですし。あとは、子連れ狼みたいな感じの、車椅子を使ったアクションもいいです。
悪役の将軍役のロー・リエ(羅烈)氏はカッコイイですね。『少林寺三十六房』でも将軍役もいい感じだし、『吼えろ!ドラゴン 起てジャガー!』での空手家・北島(これもいずれblogで出します)も凄い。残念なのことに2002年にお亡くなりになってるんですが。。。

話は変わって、ジャッキー・チェンのクンフーは京劇タイプなんですね。リュー・チャーフィーのは洪家拳だというのは、有名だろうし、三十六房のオープニングの内功を練っているシーンで分かる人もいるのでは。

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