続・少林寺三十六房 | 堕惰イズム

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シュールも好きなので。

また、映画について。先日の『少林寺三十六房』の続編に当たる『続・少林寺三十六房』です。
続といっても、全く前作との繋がりがないことに、すごくびっくりしました。主演は、リュー・チャーフィーで一緒なのに。
ちなみに、自分は最近DVDで買いました。DVDの吹き替えは前作と同様、一部字幕の部分があり、TVで放送されたのでしょうか?
幼い頃は、民放が2局しかないとこに住んでいたので、テレ東とかでやってたりしたら、気付くことはないですから分かりません。

で、本編はストーリーがむちゃくちゃ。満州人の染物会社の社長達が漢人を安い賃金で雇い、文句を言う主人公の知り合い達をいじめるのを、少林寺に間抜けながらも忍び込んだ主人公(チェンチェ)が強くなって帰ってきて、懲らしめるというもの。
だいたい、前作で売りだった〔特訓シーン〕が意味不明。工事現場の足場作り。で、帰ったらすごく強い。よくわからん。
また、満州人の社長達の武器が、折りたたみ椅子?でも、強いです。ジャッキー・チェンが、ハンドルなどその場にあるものを上手く使うアクションを良くしますが、社長達はわざわざ椅子を持ってチェンチェを追いかけ、そして戦います。

吹き替えのキャストも、前作はリュー・チャーフィーの声を池田秀一(シャアの声の人)がやってるのに、これはストーリー性を考えたんでしょうか、堀内賢雄がやってます。自分としては、堀内氏の声はホットショットのチャーリー・シーンなどのコミカル系の印象が強いですから。いや、真面目な演技もかっこいいですけど。

そんなで、ある意味面白いですけど、前作を忘れてみてください。次は『新・~』ですかねえ

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