夏暖簾

吾の航く天に峯雲堵列せる

エマに帰れコールされた、ボブ５才。

長男！三男！次男！

視線避け　石焼き芋に　手を伸ばし

・・・・・・山口　誓子　作

今回も最後のオオトリは、俳諧で閉めてみました(そんな大そうなものではない)。普通の一言にするか俳句にするか迷ったんですが、結局川柳にしてみました。やはり五七五にまとめるかまとめないかでだいぶ結果が違ってきます。むしろ俳句にすると笑えなくなる可能性もあるからです。言葉、作品としての完成度は明らかに俳句の方が上ですれども、笑いの観点から言うとそれこそ、ボソッとボケる普通の文章のほうがウケる確率はかなり高くなります。うまいんだけど大爆笑にはならない。そんな感じでしょうか。ここが笑いの難しいところで、ナンセンスでくだらないおおバカなネタのほうが大爆笑誘えたりするんです。寒いオチって言うんですか、すべり芸のほうが人間心理的にいや、逆説的にすごい面白いんです。ちなみに僕はこれらのアホなわけわかんない笑いというのは大好きなんですが、できることならこちらを目指していきたいと思います。上手い表現、天才的な笑いなんてできないことの良い訳、逃げにすぎないだけですが(笑)

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今日もちゃんとオチたかな。毎度応援ありがとございます。またよろしくお願いします！

梅雨晴間

葛水の冷たう澄みてすずろ淋し

パパとママまたディープキスしてる・・

『ママはカリスマ美容師』シーズンⅣ

スーパー女将立ち

・・・・・・村上　鬼城　作

いつも一言考えるときは、その写真から連想される言葉を何個も書き出して、そこから創造を膨らませていくわけですが、なるべく誰も思いつかないような発想をすることを心がけています。言ってみれば連想ゲームですね。写真自体が面白いと、奇抜な発想をわざわざする必要がなく、写真にそのまま添えればいいだけの話で割と楽です。写真自体が何の変哲もないものだと、これは逆にいろいろと想像力をめぐらせて斬新な発想を生み出さなければなりません。ここで国語辞典など力強いアイテムなどを使い、自分にはない語彙や表現を味方してもらいます。なんだこんな発想もあったのかと、目から鱗です。いかに自分ひとりの知識というのは少ないものなんだなと痛感させられます。後はその語句を使いいかに面白くするかさらに練るのですが、だからといってこれで笑えるかどうかはなかなか難しいものがあるのですが(笑)

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いつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いします！

定家かづらの花

麦秋の中なるが悲し聖廃墟

「だからそこの女性引っ張って来いって」　「・・・・・」

「どこ行ってもアフリカ見つからなかったね・・」

全く頼りにならない地球防衛軍

・・・・・水原　秋桜子　作

以前にも書きましたが、今日の作品も作品に助けられた感があります。写真の持つ偶然性というか、その一瞬がバッチリ撮れていれば、言葉を添える必要は本来はないのです。あったとしてもそのまま状況描写をするように説明文を足してやれば即完成です。自分でもよく撮れたなと感心してしまいます。まさに写真の神が降りてくるか、降りてこないかの違いだけなのです。また外人を撮影したときは、ひとこともそれなりにアメリカンジョーク、イギリスのブラックユーモア風に落としてあります。(嘘つけ！）どちらにせよ、ひとこと入れるのも一筋縄でいかないようです。これを文章で表す難しさ。いい修行になります。それから、やはりアキバは一癖も、二癖もあるような輩がわんさかいますね。別の惑星にワープしたような感覚です。撮る方としては面白い被写体が入れ食い状態なので、撮影しててひじょうに楽しいです。ちゃんちゃん。

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