ブログを始めてすぐに「さようなら」も無いんですけど・・・
実は、本日ちょっと悲しい別れがございました。
昨日「ライブドア・ブログ」の「メタモン・オーキドのおもちゃ箱」 にも書きましたウクレレの
「Booチャンプ」
を元の所有者さんに里帰りさせました。
今から6年半前、ロングネックの「Booチャンプ 2000」というモデルがある事を知り、その音階の豊富さから、どうしても手にしたくて楽器店を探したところ、後期モデルは見かけたものの、前期モデルの色合いと姿が素晴らしくて、後期モデルは購入するつもりもなくしておりました。
そんな時たまたま検索したオークションサイトでなんと「Booチャンプ」の名前の由来とも言える高木ブーさんの直筆サイン入りの「Booチャンプ 2000」を発見!!
無我夢中で落札致しました。
手にした「Booチャンプ」は元のオーナーの愛情を注がれたウクレレで、状態も良く、マホガニー独特の響きで、音階も広く本当に素晴らしいウクレレでした。
それからは時間がある毎に夜は消音器を噛ませてもう一台のフェイマスと一緒に下手ながら弾いては楽しませて貰ってました。
ロングネック故、弦の強いテンションがかかって、ブリッジが取れてしまうというハプニングも経験致しましたが、代理店を通してメーカーにて完璧な修繕をして貰い復活させ、この6年半の間ずっと私の傍にいたウクレレでした。
しかし・・・
去年私が体調を崩した後、趣味の物を少しずつ整理している時に物言わぬウクレレですが、この「Booチャンプ」から・・・
「元のオーナーのところに戻りたい・・・」
という心の叫びを聞いてしまった気がしてました。
確かにちゃんと弾いてもあげられない私のところにいるよりは、絶対に元のオーナーのところにいた方が「Booチャンプ」にとっても幸せです。
私は唐突で身勝手な事とは理解しつつも、元のオーナーさんに連絡を取らせて頂きました。
元のオーナーさんは私と「Booチャンプ」の気持ちを知ってなのか、快く「Booチャンプ」の里帰りをお許し下さいました。
という訳で、6年半私のすぐ傍で中途半端なオーナーながら多くの想い出を作ってくれた「Booチャンプ」を本日、元のオーナーの元へ里帰りさせました。
きっと元のオーナーはこれからも縁あって戻ってきた「Booチャンプ」を大切に弾いてくれると思います。
何の思い入れもない第三者に転売するという道もございました。
でもね・・・
「Booチャンプ」にとっても元のオーナーにとってもこれが最善の選択だったと私は自分の中で思っています。
今から6年半前、元のオーナーがご自身のブログに書いた
「発送した時、泣きそうになりました。」
この言葉が、今日私にも蘇りました。
「本当に(戻しちゃって)いいの?」
ってもう一人の自分が梱包して発送しようとしている自分に何度も言ってました。
でも、これでいいんです。
元オーナーの名前が入ったサイン入りのウクレレは、その人の手元にあってこそ一番輝いているんですよね。
元のオーナーさんに戻す時に「再度手放す事も含めて、全て一任致します。 願わくば一日でも長い時間オーナーさんと一緒の時間が続くことを祈ってます」という様なメッセージを送らせて頂きました。
今後の「Booチャンプ」がどんな道を歩むかは私には判りませんが、私は今日の「さようなら」が最善の道であったと信じたいと思います。
