本日の自宅⇔高田馬場、往復7時間強下道のドライブの車内上映会にブーちゃんが選んだ3本は「劇場版“相棒”Ⅲ」(2014)⇒「外事警察」(2012)⇒「追憶」(2017)でした♪
※⇒は観た順番。
パパは相棒シリーズはテレビでの放送でチェックしていたから内容を知ってたんで少し退屈でしたが、あとの2本は(NHKでやってた「外事警察」は何話か観たことがありますが)初めてでしたので(運転してるんで音声がメインですが)楽しめました♥
運転中ですから字幕が見られず、「外事警察」の細かい部分は確認できませんでした。結構デリケートな場面設定でしたし、朝鮮語は理解不能でしたけど、渡部篤郎さんの持ち味の「冷酷さ」というか「無機質さ」という怖い演技が健在で、とても楽しめました。大河ドラマ「北条時宗」の時輔公役の時から大好きなんですが、そのクールなキャラクターの奥の方にある優しさや温かさが滲み出てて、ファンとしてはワクワクするキャラ設定でしたね。手抜きのない国際色豊かな作品に仕上がってて、流石はNHKといったリアルな映画でした。
それにしても「追憶」にはやられました。昨日劇場に観に行った「サイレント・トーキョー」で“最後のどんでん返し”で撃ち抜かれたばかりでしたが、今回も同じ様な結末で畳掛ける様に「えぇ~っ?!」を連発しちゃいました。いや、素晴らしい。こ~ゆ~の大好きだし、勉強になります。「エンターテイメントの醍醐味」っちゅーんでしょうな。ストーリーの最後の20分が要です。それまでは辛抱強く、いろいろと推理しながら鑑賞すっと感動も倍増するはずです。
自分も学校や家庭で所謂「体罰」や「虐待」が普通の時代に青春時代を過ごしたし、現在も年老いた継母や腹違いの姉弟との確執で悩んでっから余計にストーリーに引き込まれたり、「嗚呼、どんな人でもいろんな事情を抱えて生きてんだよな」って勇気づけられたりもしつつ、様々な背景を引き釣りながら大人になっていく主人公たちの姿に感動してジンワリと胸が熱くなる余韻みたいなものも残りました。やっぱり岡田准一さんと小栗旬さんはかっこいいし、柄本佑さんなんか「臨場」の時とは全然真逆の“いい人”を演じてらして、修行中のブーちゃんも「凄ぇっ」って感激してました。ヒロインの安藤サクラさんと夫婦で映画に出演できるってトコにも更なる夢や魅力も抱いた様子でしたw