間もなく地球を5周する10年選手なモビリオ君のカップホルダーの底板が突然脱落してペットボトルごと足下に落下したのは火曜日の夕方・・・
北は北海道,南は岡山,四国まで走り回ったモビリオ君の当面のメインテーマはエンジン始動の際のスターターのノイズなんですが,どうやらカップホルダーの底板脱落も地味なテーマらしいw
しかし,全く想像してませんでしたから脱落の瞬間は一体何が起きたのか理解できませんでした。幸運にもペットボトルだったんで被害は最小限に抑えられましたが,これが蓋の開いたカップだったら・・・考えるだけでもゾッとします
落下した底板を観察する限りはドコにも壊れたり割れたりした形跡がなかったので原因が上板のはめ込みメス部分に支障が生じたのは明確でした。
早速ググってみると,みんカラの整備手帳に2つほど全く同様の事例と交換の経緯がアップされてるのをハケ~ン。
結構脱落してんのね,みなさん
それによると,コレをディラーに修理依頼すると工賃¥3諭吉ほどの大工事になるらしい(滝汗
パーツはアッセンブリーで¥3Kとありましたが新品なのか中古なのかわかりません。
ちなみに中古で探したんですが,もはや2世代前のモデルのマイナーなパーツなのでみつかりませんでした
ディーラーだとメーターパネルの裏側からゴソっと入れ替える様なことが書かれていたんですが,整備手帳の説明だと引き出し部分は簡単に取り外せるらしく書いてある通り実践してみると本当にポロリと取れちゃいました。
正攻法ではありませんが,コッチの方が合理的に作業できると思うのですが,ディラーだとパーツの関係もあってこうはいかないのでしょうか。アッセンブリーで購入してもコノ部分だけ入れ替えれば簡単に終了する作業なのです。
・・・で,じっくり観察すると・・・やっぱり!
このはめ込み部分の下部が欠けてますな・・・。
それにしても,何だかチャっちい作りですな・・・。国産はこんなもんなんでしょうね。
先日アルファードの引き出し式カップホルダーがダイハツの軽と同じだとツイートされたりしてますから,何だかねぇ・・・でも,考え方によってはコレで10年持ったんだから凄いのか!
一説によると,これは飽くまで30年程前ワタシが英国に滞在していた頃に聞いた話ですが,メルセデスは国産ではめ込みのみで仕上げる部分にネジ固定を採用してるらしい。
まぁ,どうせ廃棄するパーツなら少し遊んでみますか?
・・・とゆーコトで「メルセデス式加工」をコイツらに施しましょう。
不幸中の幸い。はめ込みを行う部分に亀裂もなく周囲にもある程度の余地が残されてるので,先ずは欠けた方のメス部分にドリルで穴を成形。ワタシの手元にある1番小さなネジの口径が2mm×長さ4mm,一番細いドリル刃が2.5mm・・・まぁ妥当ですな。でも,ネジの頭をパーツに埋め込まないとマズいので最終的に穴はトミカのカシメを外す際の3.5mmまで広げました。
先ずは内側の中心に画鋲で目印をつけていきます。
外側に貫通するまで・・・
ここを中心にドリルで穴をあけていくわけです。
ドリルはダイソーの。
コレが便利で普段はトミカのカシメ取りに使ってるヤツ・・・
あとはオス側にネジで固定して完了です。
自宅でテレビを観ながら,夕食を取る前の20分ほどでできたのですが,何分にも既に欠けた部分があるのと,穴を開けたコトによるパーツの合成不足がどのくらい影響するか分からないので若干不安ありますね。左右しっかりと留めたので大丈夫でしょうか・・・。
ぎょ,餃子の羽根が・・・ 美味しかったけどねw
割れてない方も
キチンと稼働します。
割れる前に加工しとけば脱落は防げそう。
また再び脱落したときは終わり。
特に純正に拘らず¥100均商品辺りのヤツで何とかしましょう。
大切なのは安心して使用できる機能ですな。