裏も表も相撲好き

裏も表も相撲好き

大鵬柏戸時代から・・空白を含みつつ現代に至る

令和8年8月20日東武日光線新鹿沼駅構内にて除草剤散布の作業員4人が浅草行き特急スペーシアに弾かれて全員死亡という惨事が発生しました。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。いつもは800長相撲の事ばかり書いてますがこの事件には大変興味を覚えましたので私なりに分析・推理をしてみたいと思いましたので筆を取りました。勿論鉄道オタクでもありませんし、職歴に鉄道も関係なしの門外漢の独り言に過ぎませんので気楽に見てください。何故興味を持ったかというと、ここ1年程、群馬県伊勢崎に行くので東武線の特急りょうもうを利用して10往復以上(凡そ2か月に3回ペース、現在は終了してます)伊勢崎線・日光線の違いは有りますが、太田・足利市・舘林(始発駅ではなく浅草行き特急の途中停車駅)から何度も乗車しました。乗車に至るまでのプロセスを具体的にしてみましょう。ホームに立つと行先表示板に種別・行き先・時刻が表示されています。人工音声による案内が一段落したところで駅係員による肉声の案内が追加で開始されます。『全席指定席であり特急券お持ちでない方はご乗車できません!・全てのドアが開きません、2号車と5号車の乗降口にお回りください。1号車・6号車の前と思しき所で待ってるとイザ乗るときに重たい荷物で慌てることが無いようにホーム上の乗車位置を確認するように放送が流れます。スピーカーが恐らく何か所にも設置してありホーム末端部でもきちんと聴くことが可能になっています。特に特急券持ってない客が乗らないように2度3度これが繰り返されます。これが伊勢崎線での日常ですので恐らく日光線新鹿沼駅に於いても同様だと推察されます。接近注意の放送はどのように行われるのでしょうか?係員(線路に配置されてる者)の旗信号でしょうか?そんなことは有りませんね!電気信号によりどこを走ってるのかが一目瞭然だし定時運行が徹底されており突拍子もなく早い時刻に勝手にホームに侵入してくるなんてことは途上国ならいざ知らず21世紀の日本の鉄道には起こらない事象なのです。にも拘らず発生した?なんでだろうねぇと云うことで18時からの東武の会見を見ましたが・・・中継見張り員がどうたらこうたら言ってるだけで、この時点では私はスマホか野糞でもしてやがってどうしようもない野郎だな位にしか思ってなかったのですが詳細が明らかになってくると、これはちょっと変だぞということで推理を始めました。前段で特急停車駅の到着目前でのホーム上での放送の模様を実体験を元にして書きましたが、事故現場は上記の放送がしつこく行われてる上りホームと地続きの旧上りホームの先端に近い場所であります。死亡した作業員はもとより旧上りホームに配置されてる作業指揮者(おそらく作業員の最も近くのホーム上で退避の指示・線路上に持ち込んだ機材・資材の完全な撤去・確認、作業員4人の完全退避の確認が主な任務と推察)の耳にも当然届いていたにも拘らず何故か⁇退避の指示無し。作業員も浅草行き特急が来るとの放送が聞こえてるにもかかわらずこれまた何故か?作業に没頭してる?ここに至るまでの新聞・TVの報道を何度も見ましたが、ずぶの素人の私でも判るお粗末極まりない内容と云わざるを得ません。最初に報道されたのが警笛を鳴らした回数が規定の2回では無くて1回だったという内容でした。中継見張り員から駅までの距離約400m強、ここを50キロ(100m7.2秒)で通過と仮定するとほぼ1分以内に来ちゃう距離感です。時速10~20kmの徐行運転ならいざ知らずアナログの旗信号でコントロールできるはずもありません。 規定の速度・制動距離・進入時刻を考えれば中継見張り員の横を通過した時点で全ての退避が完了していなければ安全が担保されないのは自明の理です。2回だろうが1回だろうが特急は見張り員の存在を確認しながらすぐそこまで来てるのであり、もうその時点で旧ホーム上で揃って出迎えなければいけなかったのです。警笛によって撤収が開始される訳ではなく入線時刻の把握・撤収に要する時間を勘案して指示をを出す作業指揮者の特大チョンボと云えましょう。運転士目線で推測してみましょう。目立つ服装で旗を持っている作業員を目視で確認した時点で何かやってるな!これが第1感でしょう、保線作業か電気関係かその他かは着用してる作業服やストライプの色とかで判断できるようになっている(総合病院とかで役割によってユニフォームが異なってるのを目にしたことが有る方も多いと思います。)と個人的には思います。駅が近くなってきました・・見張り員・作業員の姿が目に入ってきます。旗を振ってます。人がいることを勘案して規定よりも低い速度で制動を掛けながら駅構内に入ります。作業員が安全な場所で待機してます。挨拶を交わしながら乗客の待つホームに入線して一件落着になるはずであったのが・・暗転の事態に。何故だ⁇報道によると(24日現在)3本が作業中通過と有りますが2本は日光方面(10:16各駅・10:26スペーシア)で浅草方面ではありません。憶測の域を出ませんがこの10人ユニットは9時集合配置が完了して10時から作業を開始。スペーシア2号の一本前の各駅停車新栃木行(10:23)を手順通りに迎えその後送り出して再度作業に入ったが最初の各駅停車で行われた退避行動は一切行われなかった。自動車でいうところのドライブレコーダーが電車に付いてるのか?勿論素人なので皆目分かりませんがもし最初の各駅停車の映像が残ってるならばスペーシアの記録映像との比較で何が変わったのかが分かるのではないかと推察します。作業指揮者がスマホをいじってたなんてことだったらホント最悪の事態ですが、そうではなくて報道によると、除草作業に6人(監督含む)が従事しててそのうち2名が退避して一命を取り留めたということで当日の事情を詳しく記憶してる生存者がいると云うことで真相解明が進んでいくと思います。当初の中継見張り員・列車見張り員の過失が最も大きいかのような誘導された報道、すなわち下請け警備会社の責任が大きく、東武側の過失を少なく見せるための報道が会社側とマスコミ双方でなされていた(現在もそう)と推測されます。何故か?東武鉄道は言うまでもなく関東地区で最大規模の私鉄の雄であり、鉄道を含む東武グループ自体が新聞・TVの上客なので忖度報道しかできないということなのです。事故から間もなく1週間になりますがワイドショー・ニュース番組で運転士OB・作業員OB・見張り員OB(東武・東武以外の私鉄も含めて)のインタビューそれに付随する検証等が一切出てこないのがその証左ではないか。あくまでも鉄ヲタでもないずぶの素人ではありますが直近まで何度も特急に乗ってた一個人の感想です。今後も報道を注視してゆきます。