こんにちは🪖
“METAL
HALF
HELMETS”の杉山真也です。
Instagramをご覧頂き、初来店頂きましたお客様のエンジン不動の原因を調べていきたいと思います。
お客様は、ネイキッドのフュージョンを個人売買でご購入されて、9月に納車されたばかりのピカピカのフュージョンです。
まずは、フレーム番号から年式を調べてみると、1987年式だという事がわかりました。
発売されて、翌年のモデルという事になります。
いわゆる旧型ですね。
でも、これだけ格好がいいと年式よりも形を選んじゃいますよね。
早速、点検をしていきます。
不動車でしたので、レッカーでご入庫いただいたのですが、到着時はバッテリーも上がってました。
ターミナルがだいぶ腐食してますね…。
ブースターでクランキングするか、試してみます。
クランキングは、しないですね…。
プラグを抜いて、再度確認しますが、状況は当然変わりません…。
駆動系を見ていきましょう。
フェースが、ガタガタです。
すごく嫌な予感…
案の定、クランクシャフトのネジ山とスプラインがダメになってます…。
スプラインが、歪んでいる為、ボスも抜けません…
こちらはどうでしょう…
完全にスプラインがなくなってます。
これは、ハッキリ言って…組み間違いです。
アウタークラッチにも謎のワッシャー…
エンジンオイルは、とても汚れてます。
‼︎
言わなくてもわかりますね…。
リターンスプリングが、不正解です。
…お客様には、とても伝えにくいですが…
エンジンの修理または交換が必要な案件です。
個人売買は、決して悪い事ではないと思いますが、購入者の不安要素である箇所が、見事に不良ですね…
購入されたばかりですので、出品者様にご相談いただく事から、始めた方が良さそうですね…
一旦、この状態をご報告して、お客様のお返事を待ちたいと思います。
METAL HALF HELMETS🌴
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