遂に．．．．．イタリア戦艦「リットリオ」竣工！

皆様！遅ればせながら、明けましておめでとうございます！

今年もよろしくお願いします！

といいつつも、もう２月ですね(^▽^;)

さて、年明けて初のブログ更新は、僕の都合で幾度も建造が遅滞・停止していた・・・・。

イタリア王国海軍「ヴィットリオ・ヴェネト」級戦艦の二女である「リットリオ」が漸く竣工した報告から始めたいと思います。

早速、これが「リットリオ」です。

やっぱり、イタリア海軍艦艇は美しいですね！

しかも、美しさの中にある力強さが更に魅力を醸し出してます。

ちなみに、今回建造した「リットリオ」は西暦１９４１年（昭和１６年）時の装備と塗装です。

「リットリオ」が含まれる「ヴィットリオ・ヴェネト」級戦艦とは、イタリア海軍が最後に建造した（今の所(^O^)）戦艦です。

地中海での運用を重視した為に航続能力は低いのを除けば、それ以外ではフランス海軍新鋭戦艦「リシュリュー」級と同格の「欧州最強戦艦」でした。

（ドイツ海軍の新鋭旧式戦艦である「ビスマルク」級などと比較しては、新鋭戦艦の「ヴィットリオ・ヴェネト」級に失礼です）

簡単に要目を言いますと

常備排水量　４３８３５トン

満載排水量　４５９６０トン

全長　　　　　２３７．８メートル

全幅　　　　　３２．９５メートル

出力　　　　　１３００００馬力

速力　　　　　３０ノット

乗員　　　　　１８３０名

装甲　　　　　舷側装甲帯３５０ミリ　甲板装甲２０７ミリ　主砲塔３８０ミリ　副砲塔２８０ミリ

兵装　　　　　主砲　３８１ミリ５０口径３連装砲３基　　　副砲　１５２ミリ５５口径３連装砲４基

　　　　　　　　高角砲　９０ミリ５０口径単装砲１２基　　補助砲　１２０ミリ４０口径単装砲４基

　　　　　　　　機銃　３７ミリ５４口径機銃２０門　２０ミリ６５口径機銃１６門

　　　　　　　　　　　　（機銃数は後に更に増備されています）

こんな感じです（‐＾▽＾‐）

ドイツ海軍の装甲艦から始まった欧州諸国の新鋭戦艦建艦競争によって、出現したフランス海軍新鋭戦列艦

「ダンケルク」級による軍事バランス崩壊に恐怖したイタリア海軍が建造したのが彼女達「ヴィットリオ・ヴェネト」

級戦艦だったのでした。

イタリア海軍はフランス海軍を最大の仮想敵としていたので、フランス海軍の軍拡と近代化は脅威でした。

「ヴィットリオ・ヴェネト」級は４隻計画され、「ヴィットリオ・ヴェネト」、「リットリオ」、「ローマ」、「インペロ」がそうでした。

実際に就役したのは「インペロ」を除く３隻でした。

イタリア海軍は「ヴィットリオ・ヴェネト」級４隻と弩級戦艦４隻と徹底的な魔改造で超弩級戦艦へ改装した３２セン

チ砲戦艦４隻で大規模な建艦計画を進めつつあるフランス海軍に対応する予定でした。

しかし、第二次世界大戦勃発とイタリアの参戦が全てを覆しました。

参戦して直ぐに生起したイギリス海軍の空母艦載機によるタラント軍港に対する夜間奇襲攻撃によって、、、

タラント軍港に在港していた「リットリオ」含む戦艦３隻が大破に追い込まれ、イタリア海軍は苦境に立たされました。

「リットリオ」はその後、長期間修理でドック入りしますが、後のドイツ・イタリア軍によるクレタ占領の阻止に失敗

し、尚且つ地中海艦隊が事実上の壊滅状態になったイギリス海軍にとって、「リットリオ」の復帰は恐怖そのものでした。

ただ、イタリア海軍のアキレス腱は大日本帝国海軍同様いや！　それ以上に逼迫していた燃料不足でした。

後世言われている「ヘタリア」は真っ赤なウソで、イタリア海軍は末期的な燃料不足の中でも戦艦や水上艦艇含

む海軍戦力を積極的に運用していました。

イタリア海軍の勇猛ぶりを証明する良い例はついでに言うと、、、「特攻」です。

爆装したモーターボートによる体当たり攻撃や、マイアーレによるイギリス超弩級戦艦２隻をアレキサンドリア港

内で大破着底に追い込んだ戦果には凄まじいものがあります。

さて、次は「ヴィットリオ・ヴェネト」級戦艦長女の「ヴィットリオ・ヴェネト」です。

「ヴィットリオ・ヴェネト」の塗装・装備はイタリア休戦時のものです。

奥が「ヴィットリオ・ヴェネト」で、手前が「リットリオ」です。

右から「ヴィットリオ・ヴェネト」、「リットリオ」そして弩級戦艦を魔改造した「コンテ・ディ・カブール」級戦艦２番艦の「カイオ・ジュリオ・チェザーレ」です。

大分、イタリア戦艦が揃って参りましたが次は「ローマ」建造！

最終的には「カイオ・デュイリオ」級戦艦のキットを購入して建造したいものです。

もっとも、、、、、仕事に追われての建造だから遅れそうな確実な予感がします(((( ;°Д°))))

まあ、ボチボチ頑張りますv(^-^)v