メアリと魔法の花 | 無限の整理事情 アメブロ!

メアリと魔法の花

「メアリと魔法の花」を観に行きました。


スタジオポノック制作の長編第1作目作品です。

スタジオの面子のほば8割が、解散した「スタジオジブリ」スタッフなので

「スタジオジブリ」てき作画が満載です。


・・・・個人的にはスタジオジブリは好きじゃないんですがw




さてこの作品ですが、先程も書いたように作画動画に関してはスタジオジブリの系譜というのが

まさに全面に押し出された作品です。


せっかこの新制作体勢なのだからキャラクターデザインや世界感の描き方など

ジブリでは出来ないものを作ればよかったのに。そんな印象です。

スタジオジプリは中世ヨーロッパや、過去の田舎の日本など

緑あふれる空想ファンタジーっぽい世界感ばかりなんですよね。

出て来る登場人物たちも閉鎖された社会の上澄みっぽく・・・・げふんげふん。


スタジオジブリ作品の嫌な印象が漏れ出したので少し自重。



さて「メアリと魔法の花」ですが、作画、動画は問題ないです。

個人的には苦手なジブリ演出ですが。水の描き方、人の泣き方などなど。

・・・うーん、ついジブリ比較しちゃうな。いかんいかん。

まぁ、動画的破綻もなくよく動きます。


問題なのは、脚本と演出です。

とにかく面白くない。ドキドキハラハラしない。

想像できてしまう伏線、無駄なことを省きすぎて予想できてしまう物語。

中身が薄っぺらなキャラクター。

説明もなく伏線もないまま出来ないことをする主人公。



子供向けにも大人向けにもならない、テーマさえ感じられない出来栄えでした。


悪く言えば、鑑賞者を楽しませる作品ではないですね。





作品としては破綻してないので、総評は・・・40点ぐらいかなぁ・・・w





あ・・・主人公メアリのポニーテール&スカジャン姿は可愛かったです。

あと、シャーロットの話で一作あらためてつくればいいのにねw