まじかで

生命の炎が消えかかっている

なんとも言えない
独特な匂い

手足の冷たさ

辛そうな表情

良くなる事はないのに
希望を求めている自分

それなのに


愛する人が
負けたときの
準備をしなければならい
つらさ
しんどさ


でもなぜか
この生命と死が
愛おしくてたまらない
不思議な感覚



愛する人が
私にくれた
この大切な体験を
五感をフルに使って
目一杯
楽しみたい

そして
できることなら
生命の炎が消えるときは
おだやかに
全ての苦痛から解放され
ステキな最後となりますように