The Bucket List という映画を
ご存じですか?
邦題は
「最高の人生の見つけ方」
「余命6ヶ月、一生分笑う」
というキャッチコピー。
ジャック・ニコルソンと
モーガン・フリーマンが演じる余命宣告された2人の男が、
死ぬまでにやりたいことを
Bucket List(バケットリスト)にして、
ひとつずつ達成しようとします。
バケットとはバケツという意味です。
バケツリスト、、って何のことよ
って感じですが
実はちょっと衝撃的な意味があります。
メールの最後に書いておきますので、
恐い系が苦手な人は、読まないでください。
◆
さて、自己啓発セミナーや
ネットワーク系のセミナーでは
やりたいことの100リスト!
などと呼ばれてるかもしれません。
死ぬまでにやりたいこと、
やるべきだと思っていること
自由に何個でも、書き出してみてください。
カテゴリ分けすると書き出しやすいです。
仕事、家族、勉強、趣味、お金、人間関係
この6つを基準に、それぞれ書き出してみましょう。
6つに当てはまらないものがあってもかまいません。
頭の中で思っていることは
言葉にしないと現実には現れてこなくて、
現れてこないことは
気にかけることができないので
自分に近づいてきません。
日々いろいろと忙しい現代人の私達は、
やりたいことは後回しにしてしまいがち、です。
頭のなか、心のなかにあるものは
言語化すること。
言語化するというプロセスは
やりたいことを後回しにしないため、、
ということがその理由ではありません。
実は全く別のことが理由です。
それは特別セミナーでお話する内容ですが
まずはやりたいこと、やるべきことを
言葉にしておいてくださいね。
◆
やりたいことをやろうとする
やりたいことをあきらめる
どちらの選択も自由です。
「あの時、こうしていたら」
というタラレバ。
後から悔やむ、後悔というものは
文字通り、あとからしかやってこないもの。
あとにならないとわからないもの。
そうして、タラレバを繰り返すうちに
タラレバを使うことが「日常」になってしまう。
後悔することが日常の普通に入り込んでしまう。
そうすると、
何とも言えないモヤモヤが
心の奥に膿のようにたまり
その膿は毒素を出し
その矛先は「他人」へと向かいます。
自分のタラレバを叶えてしまっている他人を見て、
妬んで羨む気持ちを捻じ曲げて
自分はこれでいいんだ
あの人はろくでもない
などと事実すら捻じ曲げてしまう。
あるいは
自分と同じようにタラレバ言っている他人を見て、
あの人も同じだ、と安心材料に抜擢。
どちらにしろ、
膿は暗い影を人生に放出させてしまいます。
◆
哲学者のなかでも有名なニーチェ
彼は、こういう人間の心を
「ルサンチマン」と呼びました。
ルサンチマンに支配されると
人はその人生を狂わされてしまいます。
他人を妬んでも羨んでも
自分の本当の気持ちを押し殺しても
人は幸せにはなりません。
ルサンチマンに支配、侵食されないためには
正しい「知識」を身につけることが
何より大事です。
ただ、ルサンチマンは誰の心にもあります。
誰でも持っています。
じょうずな付き合い方もあるのです。
それもニーチェが答えを出していました。
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バケツリスト・・・
首吊り自殺をするとき、逆さにしたバケツに乗って
ロープを首にかけたあと、最後に足元のバケツを蹴ることで自殺する。
そこから、蹴る予定のそのバケツを大事にするという意味で、
Bucket List という言葉ができあがったといわれています。