◆目の付けどころ◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

9月はライブを2つやります。

ショーペン・ハウエルといえば実存主義の哲学者なのだけど

彼が、芸術や音楽は人生を豊かにすると言ってたんだと思っていて

 

音楽をやっている自分は

ショーペン・ハウエルさん良いこと言うよね、的なことを思っていた。

 

いや、たしかに、そういう事を言ってはいたんだけど

そう結論づけるまでのプロセスが

ゲキレツにネガティブであった。

 

自分はどちらかというと、

いつの時代にも音楽はあって、

価値あるかけがえのない人生を彩る、といったような

楽しさ嬉しさ心地よさ、癒し労り、元気、勇気で満たされる、というくらいの、

人生についてはプラスの要素に目を向けがちな

そんなようで。

 

ところがだ、ショーペン・ハウエルさんは

目の付けどころがチガウ。

 

人生など、生きるに値しない

 

という。

 

人生なんて生きる価値がないというのだ。

それなのに生きてるなんて、哀れで辛くてどうしようもない

そんな絶望的な人生を生きていること、その事実を

いっときでも忘れるために芸術や音楽があると。

 

彼の哲学は悲観主義なので

このように俄然、ネガティブ。

 

実存主義哲学は、

今でこそ自己啓発にこれでもか!というほど使われていて

自分の内側へ内側へ向かいまくりにまくりたおして

(時にはこれですこぶる盲目になる)

 

とにかく、

文字通り、「自己」を「啓発」するのだから

自分のことしか見なくていいし見ていない(それ以外見えてない)

 

それではさすがに、資本主義社会で「自己実現」するのが難しいんだけど

それに気づきにくくさせられている巧妙な仕掛けったら。

 

実存主義の発端は、デカルトの懐疑論になるけど、

その後キルケゴールが

「我々は絶望という病に侵されている」と言い放ち、

人生は、ただただひたすら、「絶望」に向かって突き進んでいるだけなのだとし、

 

ショーペン・ハウエルさんだって

絶望にひた走る人生なんて生きてる価値あるんかいと、

絶望したのである。

 

今の自己啓発の、おおもとっていうのは

疑うという行為と

絶望という概念から

生まれた。

 

 

えーと、、

9月2日(日)

心斎橋 Doors in Heaven

Open 11:25

チャージフリー、ワンドリンクオーダー制

我らROSSO CORSA出番⇒15:00

 

http://doorsin.sakura.ne.jp/

 

 

 




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