◆自分の「4分の3」を喪失してしまう◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

ショーペンハウエルという

哲学者が言いました。

 

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私たちは、他の人と同じようになろうとして、
自分の4分の3を喪失してしまう。
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”人と同じであるべきだ
自分だけ違ったらだめだ”

 

 

私達はおおよそ、 

人と同じであることに

疑問を持たないで生きています。

 

 

人と違うことが、

特別な自分でいることが大事だと

個々の価値観が大切にされる時代になっているけど、

それでも人と同じになろうとしてしまうもの。 

 

 

「みんなと同じことしていれば安心だよ!」

 

「みんなと同じことしていれば幸せになるよ!」


 

というのが、

ものすごくギチギチに刻み込まれているので 

 

人と違うと不安になるのです。 

 

 

 

この世界に、誰一人として「同じ」人間はいません。

すでに「違う」わけです。

 

 

それなのに

同じであろうとすれば、その違いは薄まり、

なんだったら、なくなってしまいます。

 

 

 

まさに同じようになろうとして、

自分を失ってしまう。

 


4分の3どころではないかもしれません。 

 

 

 

だから、自分とは、とか


自分を大事に、とか


自分は自分は、という風に

 


自分に目を向けることで

ギリギリ4分の1を維持していると言えます。

 

 

そうすると、

世の中に自己啓発本がたくさんあって

それらが売れてるのも不思議はありません。

 

 

人と同じである必要は、かけらほどもないですね。