◆視野の狭まり◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

RAS 網様体賦活形

 
ヒトの脳はその時頭にある事に関連する事柄を
選び取るしくみになっている。
 
俗に言う「引き寄せ」がまかり通るのは
少なくともこのRASのおかげであるという。
 
例えば
子供ができると急に赤ちゃん洋品店や
その広告が目に入るようになったり。赤ちゃん
 
犬を飼おうと考え始めると
ペットショップや動物病院が目に入るようになったり。犬
 
旅行に行きたいなと思っていると
旅行会社のパンフレットや吊り広告が目に入ったり。旅行
 
 
赤ちゃん洋品店も広告もペットショップも
動物病院もパンフレットも吊り広告も
 
あなたの都合に関係なく、
もともとそこにあったもので、
 
単に今まで気に留めてもいなかっただけ。
あったのに。
 
 
そこで自分にとって素敵な情報に触れると、
都合よく情報が入ってきたかのように錯覚する事はできて、
 
情報が入ってきた原因を作りたくなる。
逆に素敵じゃない場合も同様。
 
 
この「作りたくなる」が重要ポイント。
 
 
このように
いやがおうにも働く脳のおかげで
何が起こるかというと
 
「視野の狭まり」
 
これは「視点が低い」と起こりやすいことである。
 
 
視点が低いとはどういう事かというと、
具体的な事柄のみ求め、それを疑わないことをいう。
 
 
疑わなかったり、
他の方法は?と考えなかったり、
別の視点から、と考えられない事である。
 
 
そして視点が低いと原因を1つに絞りたがるため、
○○だから△△だ、と決め打ちしがちで、
 
そうすると色んな角度から視点から物事が見えなくなるので、
結果的に損したり騙されたり、
はたまたそれすら気づかないとかいう事にもなる。
 
 
ここで大切になるのが「視点を高く」する事で、
物事を抽象的に包括的に全体像を捉えることで
具体事例に惑わされることがない。
 
 
なかなか「視点を高く」というのも大変で、
高いつもりになると逆にイタくなるので、そのあたりが難しい。
 
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