不自由のなかに、自由のひとすじ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

私たちは、決して自由にはなりえない

 

フランスの人類学者、レヴィ・ストロースは言います。

 

 

 

 

誰でも自由に意思決定できる今の時代

 

 

自分の考えの通りに行動できる時代です。

 

 

けれど、

 

 

たとえば

 

 

旦那さんに反対されて

 

奥さんに反対されて

 

やりたいことをやめる、夢をあきらめる

 

 

よくあることです。

 

 

ある人は

 

「お店を持ちたい」

 

という夢を抱いていましたが

 

収入が安定している会社員をやめるなと

 

奥様に反対され

 

諦めてしまいました。

 

 

会社員を続けながら

模索する方法はあったけれど

 

その夢は流れました。

 

 

けっきょく、

 

自分以外の誰かの意志によって

 

自分の思考、行動を決められてしまうって

 

悲しい人生です。

 

 

たとえ身内でも。

 

 

でもそれは、

自ら他人の意志に従うことを選んでいる自分。

 

 

 

 

私達は自由意志をもっているようで

 

常になにかの支配下にいます。

 

 

でもそれを選んでいるのは自分でもある

 

 

自由に選ばされているのです。

 

 

 

他人に自分の意志を決めてもらっているうちはお金は稼げませんし

 

ましてや他の人の役に立つことなんてできません。

 

ビジネスは、他の人の役に立つことで成立します。

 

 

 

結局家族の反対でやめてしまう人は

 

全然本気じゃなく

 

もちろん、本気じゃない人は稼げませんし

 

夢も叶えられません。

 

 

 

そうして、夢を叶えた人達を見て

 

 

あいつはいいよな

 

あの人は元々素質があったんだ

 

 

と、飲みながら愚痴ってしまうか

 

 

もっと酷い場合は

 

愚痴ることすら忘れてしまい

 

毎日の生活に埋没し

 

なんだかそんな人達も別世界の人のようで

 

遠い遠い記憶の彼方に飛ばしてしまいます。

 

 

 

 

反対している家族は

 

「お前に、あなたに、そんなことできるはずない、無理」

 

と思っていて

 

つまり、信用されていません。

 

 

また、人間は変化を嫌う動物なので

 

近しい人の変化を嫌います。

 

いつまでも変わらないでいてほしいし

 

なんかとっぴょうしもないこと言い出さないでほしいのです。

 

 

 

 

決して自由にはなれない、と諦めるのか

 

不自由のなかに、自由のひとすじを自ら作るのか

 

 

せめてそれだけは決められるはずなのでしょう。

 

 

 

 

… そういえば

 

私にも「そんなのやめとけ」と

 

言い放たれた過去がありました。