ヘーゲルの弁証法
何やら難しそうな文言でありますが
しかし、こういうことであります。
あるひとつの命題(テーゼ=正)があり
それと対立する、またはそれを否定する命題(アンチテーゼ=反対)、
そして
それらを本質的に統合した命題(ジンテーゼ=合)
つまり、
命題に、反対の命題をぶつけ
2つを 「本質的に」 統合し、ジンテーゼに到達する
というもの。
この過程を、アウフヘーベンと呼びます。
(※ドイツ語で、捨てる・持ち上げる、という意味)
テーゼとアンチテーゼの矛盾を乗り越えた状態
それがジンテーゼであるわけです。
両者の矛盾を取り込んで統合し、問題を解決に導くのです。
両者がぶつかり問題提起された時よりも
発展した結果がジンテーゼでなくてはなりません。
ここで、テーゼおよびアンチテーゼのステージと
ジンテーゼのステージは異なることがおわかりかと思います。
いうなればテーゼとアンチテーゼのレベルが1だとすると
ジンテーゼはレベル2(以上)なのであります。
しかし
レベル10などに飛び級することは難しいかもしれません。
ただ
レベル10のステージが見えている方であれば
レベル1からアウフヘーベンして10にすることとて可能なのであります。
問題はいつまでもレベル1から上がらないことです。
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