トランプショックで今年の運用成績が、一時(4月上旬くらい)、年収の2倍以上のマイナスとなっていた。現在は年収の半分強のマイナス程度と少し持ち直してきてはいる。来年3月末での早期退職を考えていたが、今のところトランプショックによるFIREの時期の変更は特に考えていない。
リタイア後の生活費の工面は以下の構成となる。
配当金の受け取り:65%
個別株(自社株)の売却:27.5%
投資信託の売却:7.5%
配当金はトランプショックのように株価が暴落したからといってすぐにこれがなくなるというものではない。企業の業績に左右されるので今後の影響はあるのかもしれないが、企業業績に影響がない限りは株価がいくら安くなろうが関係ない。株価下落の状況で運用成績は非常に悪い状況なのだが、配当金だけは今年も順調に増えている。生活費の大半をこの安定収入である配当金でまかなう安心感はとても大きい。
個別株売却は今勤務している会社の株の売却となる。今のところ株価は想定の範囲内を推移しており、トランプショックによる大きな影響はなさそうに見える。インサイダー取引の疑いがかからないように退職後1年経過してからの売却を考えているので、実際に売却が始まるのはまだ先の話となる。(売却できない1年分については今から現金で用意しておく。)
投資信託売却分は今回のトランプショックで評価がマイナスになってしまったが、元々この売却には投資信託の運用益を見込んでいない(元本分しか取り崩す予定がない)。なので、売却時点までに評価損が解消されていれば何も問題とはならない。まだマイナス評価なのであと1年で評価損がなくなっていることを祈る。
ちなみに、配当金の受け取りと違い個別株と投資信託の売却は有限であるため、手持ち分を売却しきるとそれ以降の資金が調達できなくなる。だが、その時点で住宅ローンが完済する&年金をもらえるようになるため、想定価格で売却できていれば何の問題もなくなる。
一番問題となりそうなのはインフレによる物価の上昇である。現時点でもかなり物価が上昇しているので、計画時に予定していた生活費を月1.5万円上乗せすることを考えている。この予算の増額分は配当金を増やすこと(年18万円)を考えているのだが、順調な配当金の伸びもありこれも達成するだろうとみている。また、FIRE達成後のインフレについても特に何かをすることもなく配当金の伸びだけで対応できるのではと思っている。(もし、対応できなかった場合は投資信託の運用益を充てる予定。)