現時点でリタイアする想定の時期は、早期リタイアを目指して動き出したときに設定していた時期よりも1年前倒しにできている。コロナショックのバーゲンセール等で運用が好調に推移したのがとても大きい。リタイアするには以下の条件をクリアする必要がある。

1.配当金
リタイア後の生活費のメイン資金となるのが配当金である。このままいけば今年の目標額には到達する。来年も大きな減配がない限り現時点の見込みで目標額に到達する予定であり、最後の年も楽観的だがこのままいけば到達するだろうと思われる。一番のネックだった配当金が目標未達となる心配もなくなってきた。ちなみに、株価下落の局面でも配当金は減らないのが地味に嬉しいが、いきなり期末無配をかまされた経験が何度かあるので分散するのは大事。

2.現金
現金は最後の半年で必要分を確保する。投資に向けていた資金を現金のまま保持するのと投資信託の一部売却で確保する。投資信託の大幅下落がない限りは確保できそうだ。

3.投資信託
リタイア後の生活費で配当金では足りない資金を補うためのもの。これもリタイア目標時期まで積み立てていれば運用がマイナスにならない限り目標に到達する。プラスに振れていればその分だけ生活が楽になるはずなので嬉しい。

4.自社株
これは売却して住宅ローンの返済分に充てる予定のもの。現在の株価が目標としている株価よりもかなり低いので一番の不安要素である。もし株価が未達の場合は、想定よりも多くの株を売却するしかなくなるが、そのバッファ分の株数も確保できていそうではある。ちなみに株の売却は基本的にはしないのだが、自社株は配当利回りが低いため例外的に売却していく方針である。

物価の上昇や増税等でリタイアに必要な資金がもっと必要になっているかもしれないので予断を許さないが、適宜修正しながら目標まで進めていこうと思う。うまくいけばあと1年半で早期リタイアが実現するはず。