保有している株のほとんどは配当金が目当てのものだが、一部株主優待をもらうために保有しているものがある。それらにはビールや飲食店などがあるのだが、その中の一つにビックカメラがある。100株を保有すれば年間で1,000円分の買い物券が3枚(さらに長期で継続保有していれば追加で1枚から2枚を)もらえる。

ビックカメラは、メインで利用しているクレジットカードがビックカメラのVIEWカードということもあり、それほど多くはないがビックカメラ店舗を利用する機会がある。VIEWカードを年会費無料で持ちたいだけで選んだカードだが、毎月メインで貯めているJREポイントの他に、カード決済でビックポイントも勝手に貯まっていくという副次的な効果もある。

しかし悩ましいことに、ビックポイントを利用して買い物をする場合、その利用分はビックポイントの付与から対象外となる。基本10%もあるポイント還元を無視することになるため、ポイントを利用することに抵抗があった。そして、ビックカメラの株主優待券を利用した場合も同様にポイントが付与されない。それがなんとももったいないなと思ってしまうのだった。

では、それらは何に利用するのがいいのか。ビックカメラは家電以外のものに対しては10%のポイント還元を行っておらず、特にお酒は1%と還元が極端にすくなくなる。10%の還元がなくなるのはもったいないと思ってしまうが、1%ならそうでもない。それならポイントも優待券も、全部お酒を買うのに利用すればよいのである。

ということで、ビックカメラの優待券は毎回ビールに化けている。ビール会社の優待をもらうよりも、お得にビールがもらえることになっているのでとても重宝している。