G.B.BUNDESLIGA 2011シーズン 第4節 | 渋谷メタボログ

G.B.BUNDESLIGA 2011シーズン 第4節

6月12日(日)、渋谷メタボリックスは多摩センターにてG.B.BUNDESLIGA2011シーズンの第4節を行い、5試合を4勝1敗で終え勝点12を獲得し、前節に続く連続節優勝を飾った。


試合に臨んだメンバーは以下のとおり
山口徹、佐藤慶、竹内、酒井、馬場、森友、藤本、山岡、石田、赤松

この日は前節大車輪の活躍を見せた金子、祢屋を欠き、前節に続いて結束力を問われる一日となった。


堅守速攻という渋谷メタボリックスのお家芸が復活した前節の無敗、節優勝という好成績でプレーへの自信を取り戻したメタボリックス。チーム状態の良さをキープしつつ、首位との勝ち点差をどれだけ縮められるかというのがこの日の見所となった。



試合の総括は以下のとおり
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第1試合 VS Frango Frango ○1-0 得点者:馬場


メタボリックスは0-0で迎えた前半5分に赤松のパスを受けた馬場が思い切りのよいミドルシュートを放つと、DFに当たってコースの変わったボールがゴレイロの脇をすり抜けてネットを揺らす幸運な形で先制点を挙げる。試合序盤こそ相手の勢いに押し込まれた守備陣だったが、落ち着きを取り戻した後は冷静な対応を重ね、相手の攻撃をサイドへ分散させ危険の芽を事前に摘み取ることに成功。まさにカテナチオと呼べる守備を見せつけた。



第2試合 VS 中目黒フットサルラウンジ ●0-3 ※16ポイント規定違反により不戦敗


まさに痛恨ともいえる采配ミスで勝ち点を失ってしまった。試合は0-0と拮抗した内容で、幾度もゴールチャンスを作り出したが最後までゴールは奪えなかった。そんな中、選手交代で合計ポイントが17ポイントとなり、16ポイント規定をオーバーしてしまう。苦手とする中目黒フットサルラウンジとの対戦に集中し過ぎたからか、悔いの残る敗戦となった。だが、この敗戦を選手たちが引きずることはなかった・・・



第3試合 VS 横浜GESマリノス ○4-0 得点者:酒井2、佐藤慶、山岡


ショッキングな敗戦を喫した中目黒戦だったが、選手たちは瞬時に気持ちを入れ替えて横浜GESマリノスとの試合に臨んだ。試合はコーナーキックを酒井がピンポイントで合わせて先制。このところの練習で繰り返し練習していたボレーシュートの成果が得点となって表れた。先制点で気持ちが楽になったメタボリックスはその後も豊富な運動量で相手をかき回し、前半終了間際には佐藤慶が加点。さらに勢いを増したチームは後半猛攻撃を見せるがフィニッシュの精度を欠き、なかなか追加点が奪えない。それでも試合終了間際にはこの日前線で再三にわたって相手に圧力をかけ続けていた赤松が中盤で相手ボールを奪うとカウンターに転じ最後は山岡が折り返しをゴールに流し込んだ。



第4試合 VS 
MIYABI 
○2-1 得点者:佐藤慶2


横浜戦で久々のゴールを挙げて吹っ切れた佐藤慶が角度のないところから逆サイドネットを揺らす見事なゴールで先制点を挙げたメタボリックス。その直後には積極的な守備でボールを奪った馬場のヒールパスを受けた佐藤慶がゴレイロとの1対1を制し、前半で2点のリードを奪う。後半に入ると攻撃を強めたMIYABIに再三決定的なピンチを作られるが、ゴレイロのヤマが切れのある動きで際どいシュートを防ぎ続ける。森友のオウンゴールで1点を失ったものの、森友が反応していなければ相手の女性プレーヤーに押し込まれていただけに、2失点を1失点で済ませたことがチームを救ったといえる。



第5試合 VS 
どうぶつの森 
○3-2 得点者:石田2、馬場


前節からチームに加入した石田の勢いが止まらない。前節はコーナーキックを体で押し込むゴールだったが、この試合でも竹内の低めのクロスを気迫のジャンピングボレーで合わせネットを揺らす。守備面でも相手をしつこく追い回しミスを誘った。1点を返された後半には馬場が追加点を挙げ勝利を手繰り寄せた。リードした後に2点を失った点は反省が残るが、今季1分1敗と勝てていなかった相手に勝利できたことは大きな自信となることだろう。


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竹内監督は「中目黒戦での采配ミスは私の責任。しかし、選手たちはすぐに気持ちを切り替えて次の試合で4点を奪う会心の試合をしてくれた。こういったメンタル面での成長がチーム全体に勢いを与えてくれている。どの選手もよいパフォーマンスを見せてくれており、良い意味で采配を悩ませてくれている。」と語った。


4節(渋谷は第2節がお休みのため実質3節)を消化して、勝ち点32で2位につけている。首位・どうぶつの森との勝ち点差は5。次節7月17日は消化試合の多いどうぶつの森が休みとなるだけに、首位に浮上することが至上命題となる。チームの好調がいつまで続くか、そして苦しい試合となったときにどこまで団結力と不屈の精神を見せられるか。