声をかけてあげたい | ガンちゃんお手柔らかに。

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sesaaブログ 癌ちゃん一緒に生きていこうを引越しさせました。
肝臓ガンステージ4との共存を計り試行錯誤の日常と妻や社会への感謝を綴ったものです。

自然免疫療法の医院での事。
私が着いたのは10時過ぎ。
1人診察中で1人会計待ち。
空いてる。


しかし、なかなか診察が終わらず。
その内に1人二人と入ってきて気づいたら
結構な人になっておりました。

前の方の診察が終わり出てこられたのですが、その手には先生の書かれた食事療法を始めとするレジメが握られてました。

二週間前の私と同じです。
ご本人さんなのか、ご家族様か。
静かに待合の隅へ行かれてスマホとレジメを交互に見比べられておられます。

私は、癌が分かって1年半。
受け入れて治療と向き合えるまで1年かかりました。
今も闘病中ですがやる事が絞れてきて、心理的には、比較的落ち着けています。
(直ぐに崩れる時もありますがね)

チラチラとお伺いするに、不安が滲み出てきています。

こんな時、声をかけてあげるのが良いのか?
余計な事はしない方が良いのか?
迷います。

今の私なら、話題を共有したい。
一人じゃ無いよって言ってあげたい。
まだ出来ること、いっぱいあるって。
でも、受け入れることが出来なかった期間は、どうだったろう。

ブログを始めたのは、受け入れてからです。

結局、声をかけることはできませんでした。

さりげなく。
一人じゃ無いよ。
未来の為に、明日の為に生きて行けるんだよ。
私も、貴方も、明日の為の今があるんだ。
今を大切に生きていけば、そう思える日が来るよ。


って教えてあげる方法が、無いもんだろうか。