退院 | ガンちゃんお手柔らかに。

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sesaaブログ 癌ちゃん一緒に生きていこうを引越しさせました。
肝臓ガンステージ4との共存を計り試行錯誤の日常と妻や社会への感謝を綴ったものです。

無事退院しました。
問題は山積してますが。(。-_-。)
退院時に主治医と話しました。
左大腿骨の再発についてです。
 今年の春に地元の市民病院で左の腰が痛いのでPETを撮り診断を確定しましたが、
治療について中に浮いた状態感があり、また市民病院の方針から入院中の他科受診に難色を示され、そこをゴリ押しして予約を入れて退院と同時に受診をしたのですが、治療医は大学からのアルバイトでした。
高価な装置はあるんだけど常勤のドクターがいない。
私は、根治を目指した治療を望んでいましたが、有耶無耶のうちに骨折防止を目的とした治療になってたようです。
今から思うに
最大の問題点は、私に準備、知識が無かった事です。
それが故に、中途半端になっちまった。(。-_-。)
もしも、その意欲が有ればその時にセカンドオピニオンに行っていたと思われます。
今日の粒子線センターの主治医との話でこの時の照射量不足が指摘されました。
その為、治療部位に活性化が見られるとのことです。
PETを見ましたが、九月の時点に比べて僅かにですが違った擬似色がつけられてました。
形態的な変化はありません。
今後としては、来月に重粒子での追加照射を行います。
晩期障害が有るので当てれる量の限度一杯を使って追加する。
一度、リニアックでの治療済の所なので、X線や陽子線では耐性ができてる事が予想されます事から重粒子線です。
つまり、機関銃では無く大砲で撃つってイメージです。

1月から開始します。
その間に免疫療法の併用は勿論OKです。むしろ免疫維持の効果が期待できるとのことで一致しました。
その入院期間中に今回詰めたミリプラチンでの肝動注を行い、効果及び副作用の程度を見ます。

懸念しているAFPの上昇ですがL3分画を調べると、
にゃんと!(´゚ω゚`ノ)ノ これが、正常値。

この数字が高いと紛れもなく癌なんですが。
それが正常値。謎です。
ひょっとすると、肝炎や肝硬変が起こってるのでは?
っと思いましたが、それを今話しても結論が出る訳でなく、最悪のストリーを元に治療計画を進める事とします。
つまり、ソラフェニブが効いてないミュータント説は、亡霊かもしれないって事ですが、確かに存在する事を仮定に進めます。
PIVKA型には効果が出てるので、ソラフェニブはやめませんからね。
でも、精神的に少し嬉しかった。

本日、造影MRIで頭を撮りましたが、問題なしです。
血液検査の結果ですが、比較的良好でした。先生も首をかしげるくらいです。
アルブミンは下がってましたが、肝機能、腎機能ほぼ正常。
CRPは、勿論高いですよ抗がん剤詰め込んでんですから。
赤血球も少し悪いので立ちくらみ注意です。白血球は戻りました。血小板も戻ってきてます。
ALPは正常範囲に入りました。
コリンエステラーゼは最近下がってきてるので心配なのですが、過去のデータを見ると、TACE直後は下がってます。
以上で復活しつつあります。
しかし、毎回疲れるわー。