ウェイ☆彡



先日のブログでジブリの食事シーンについて書いた時、1位にハウルのベーコンエッグを持ってきた私だが……






実は普段、あまりベーコンを買わない

嫌いだからと言う訳ではない
むしろ好き

私の普段作るレパートリーの中にベーコンを使う料理が無いからだ

ベーコンを買うなら、より肉々しいウインナーを買ってしまう

ベーコンの出撃機会はカルボナーラを作る時ぐらいか




しかし
アレだけ分厚く切られたベーコン……
それだけでインパクト大



そして私はふと気付いた


おそらく……いや確実に私はベーコンの実力を見誤っている

私が食べたことのあるベーコンは、いわゆるスーパーに売っている3パック1束のベーコンだ

アレはアレで良いが
とても上級ベーコンとは言えない


迂闊だった!
豚肉を愛する私が豚変化の代表格をないがしろにしていたとは……

生ハムやウインナーには一時期凝ったというのに……


「一回本気のベーコンを買ってみるか?」
と、ベーコンの画像をググり
旨そうなベーコンをロックオン
値段を調べてみると……






――――400g 5250円
















たたたたたたたた高ぇぇ~!?


何コレ!
ブランド牛!?
本気を出したベーコンってこんなに侯爵級なの!?
100gで1000円越え!?
全く悪い冗談だゼッッ!




「…た……高ぇ~~………」 カタカタ




ひとしきり錯乱した後



徐々にランクを下げながら調べていく



最高級でなくても良いか……

「まだまだ高い……」

受賞とかしてなくて良いか……

「まだまだ圏外……」

有名でなくても良いか……

「……お手頃じゃないか……でもあんまり美味しそうじゃ無くなってきた……」




坂道を転がり堕ちるように下がっていくランク
同時進行で下がっていく私のテンション




そして
辿り着いた1つの結論
逆転の発想














「……作ってみるか……?」



そうだ
作ってみよう

人生何事も挑戦
ベーコンも曾祖父譲りのフロンティアスピリッツでなんとかしてみせる



意気込んで再びGoogle老子にお伺いを立ててみる



――――

なるほどなるほど……

思ったよりお金はかかりそうに無い御様子


黒胡椒
ナツメグ
シナモン
グローブ
ローリエ
etc……


ふむふむ
どれも少量なら安価

そして作り方を調べていくと――――





「ッッ!?」


流石は夏バテ脳!
肝心な事を忘れていた!




「燻製……だと……!?」









――――当たり前だ

ベーコンの肝はあの食欲をそそるかぐわしい燻製の薫り

ヤバい
ワンルームでは暴挙と呼ぶに相応しい行為なのでは……


しかも
ウチは電気調理器

上手く煙は上がるのか……?

いや
景気良く煙が上がってもマズイのか






八方塞がりじゃないか……







うぐぐ……



死ぬほど分厚く切り分けてハウルの再現をしてやろうと思っていたのに……






そんな感じパー