ウェーイ☆彡



アニメや漫画、映画等で見た、印象に残る食事シーンを気の向くまま綴って行く隔日(隔週?隔月?)記

第3回



●ジブリ その作品達を彩る食事シーンの数々



ジブリ作品の話をする時、高確率で話題に上がるのが『食事シーン』



そこで
特に私が気になるシーンを3つ挙げてみようと思う



第3位
【耳をすませば・鍋焼きうどん】


雫が自身を追い詰め、家族の猛反対を抑え込んでまでして書き上げた処女作(ファンタジー小説)

書き上げたら最初の読者にと決めていた、地球屋の主人に振る舞われたのが鍋焼きうどん

正直私はうどんに興味の無い人間だが、この鍋焼きうどんだけは旨そうに見えた
ちなみに
私の好きなジブリ作品No.1



第2位
【千と千尋の神隠し・ハクのおにぎり】


実に単純な、全くもってシンプルな握り飯
おそらく中味は何もない
変わり果てた両親の姿を見て、心身共に打ちのめされた千尋
その千尋にハクが差し出したのがおにぎりだった

印象に残るのは、何も贅を尽くした絢爛な料理とは限らない

それほどこのシーンでのおにぎりは重要なアイテムだったように思う

実際に
千尋が涙を流しながらかぶり付くおにぎりは、強烈に私の脳裏に焼きついている

人間誰しも、思い出の一皿と言う物はある筈だ
私の場合はチーズトースト
それも、食パンにスライスチーズを乗せて焼いただけの物

チーズトーストなんか500円出したら死ぬほど食べられる

要はシチュエーションが物を言う例である




第1位
【ハウルの動く城・ベーコンエッグ】



厚切りのベーコンから激しく溢れ出す肉汁と脂
そこに卵を投入し、半熟に仕上げる

圧倒的な重量感を醸し出すベーコン、そこに絡む濃厚な黄身……それら濃すぎる面々を程よく中和する白身

最高

説明不要の説得力を持つ一品だ












さて
上位3位には入り切らなかったが、ジブリ作品には魅力的な食べ物満載だ

ラピュタの目玉焼きトーストやシータのシチュー、ドーラが食い千切っていたハム
トトロのサツキ弁当
紅の豚のパスタ
千と千尋の両親が食べていた中華風の料理(食べ方は最悪だったが料理に罪は無い)



その中でも

上記のランキングとは関係無く、単純に『食べてみたい』のは……



【魔女の宅急便・カボチャとニシンのパイ】



コレだ

正直
つい最近まで興味が無かったのだが

先日、とある再現料理のサイト様で拝見したカボチャとニシンのパイが





非っっ常~~……に旨そうだった



初めて魔女の宅急便を見た時

私の抱いたイメージとしてのこのお料理は


「ホワイトソースにカボチャとニシンがゴロゴロ入ってんのかい?あ~……外国外国」


こんな感じだった

これではあのアホ孫と大差無い


しかしニシンに限らず、カボチャと魚の組み合わせがマイナスイメージしか生み出さなかったのだ

フュージョン失敗だ
合体事故だ





そんな最悪のイメージをぶち壊してくれたレシピがあった


『カボチャを茹でて裏ごしし、ホワイトソースに混ぜてしまう』



これは素晴らしい……
この発想は無かった

(が、知り合いの料理好きに魚とカボチャの組み合わせついて聞いてみたところ……まず「カボチャってソースかチップにするのはアリ?」と言っていた。あれ?皆思い付くことなの?私の視野が狭すぎた上に発想が貧困だっただけ?)



ソースとしてならカボチャの過剰とも思える甘さも魚に合うかもしれない

そこに加わるチーズ、パイ生地



これはワインが合うに違いない

一気に興味が湧いた


是非とも一度味わってみたいものである














あ~……

お腹減ってきた……






そんな感じパー