ウェイ☆彡



真・女神転生STRANGE JOURNEYプレイ日記です(ネタバレ注意・主人公には独自の視点や思考を付与してあります)





いい加減豚との鬼ごっこに飽き飽きしてきた私

怪しいエセ天使マンセマット擁護派のゼレーニン先生と、目に見える仲魔を信用するヒメネス君との関係はもはや修復不能

ちなみに私はヒメネス君の意見に賛成です

ゼレーニン先生の目は節穴だ

私の経験上マンセマットみたいな手合いが一番危ない


しかも厄介な事にゼレーニン先生は自分の考えが正しいと信じて疑わないご様子
うかつな人ですよ

ああいう人が安心の壺とか買っちゃったりするんだぜ?
それでも騙されてる事に気付かないの

もう見てらんない



先生もうレッドスプライトから出てってくれないかなー



じっとりと黒い心を育みながら何度もオーカス様を追い詰める私

そしてついにエルブス号からオーカス様を引き剥がす事に成功した

口汚い罵りの言葉と復讐の誓いを残してまた逃げていくオーカス様


次回あたり決戦っぽいな

まあ負ける気はしませんが



半壊したエルブス号から目的の通信機を回収してレッドスプライトに帰還

オーカス様に食べられたバガブーくんの結晶(?)も無事回収

「レッドスプライトの機材を使えば元に戻せる筈だ!!」

唯一の友人を失わずに済んだヒメネス君

よかったじゃないか




ちょっと壊れていた通信機を修理し
シュバルツバースの外部とのかなり久々な交信が可能になった


早速偉い人たちの本部に通信してみると

「生きていたのか!?」


…………

よし

決めた

シュバルツバースを脱出した瞬間お前達に仲魔をけしかけてやる

当然私も戦うぞ

血が出るまで殴ってやる


私が決意を新たにしているそばからアーサーと偉い人たちとの情報交換は進んでいく

話を聞いていると外の世界でもシュバルツバースから出現した悪魔が暴れ回っているらしい


向こうは向こうで大変そう
まあ……

正直いい気味なんですが


こちら側への援軍は送れないが重力子ビームを送ってくれるらしい(けん引誘導みたいなもの)

これでレッドスプライトの現在位置も把握可能になる
うまくいけば脱出も可能になるかもしれない


喜ぶクルー達


どちらにしてもオーカス様を見つけ出しロゼッタを手に入れ
行動範囲を拡大することに越したことはないという意見がアーサーから提案され
やっぱり引き続き鬼ごっこ(今回はかくれんぼ?)をすることになった




出撃を控えた私が艦内をぶらついていると

「やあ、邪魔をさせてもらってるよ」

その名も〈謎の少女〉登場

うぬ……他人ん家に勝手に上がり込んで「やあ」とはふてぶてしいヤツ

余程修正を望んでいると見える

「私はルイ・サイファー。ルイと呼んでくれたまえ」

ふむ。自己紹介されてはある程度の常識があると認めざるを得ない


ルイの話によると私には人類の行く末を左右する程の力があるらしい

いよいよ怪しい話になってきたがマンセマットよりはまだましだ

アイツは詐欺師の臭いがするんだよ



ルイとの会話を楽しんでいると艦内に非常音が響いた
「おや……君たちにお客のようだ。私はこれで失礼するよ」

ルイが去った後
指令室に急ぐと未確認の悪魔が接近してきているとのこと

どう考えてもオーカス様でしょうが

でも向こうから来てくれるとは……
手間が省けた


私が豚の調理方を思案しているとアーサーがバリアーを展開するとか言い出した

大丈夫かオイ

あいつはあれでも一応魔王ですよ?

バリアーごときでどうするつも「ブォーノ!!」

「撃退に成功しました」

………


マジかよ

人間のバリアーに手も足も出せず傷を負い撤退する斬新な豚魔王・オーカス様

新しいなあ……



いやいや

ひょっとしたらこれは策略かもしれない

傷を負ったと見せかけて実はこちらを油断させる罠かもしれない


シュバルツバース初のボス戦でもゴア隊長は油断したところに致命傷を負ってしまった

慎重に追撃するとしよう


「考え過ぎじゃないの?マスター」

「いやいやピクシーちゃん。わざと撤退して敵を罠にかけるのは兵法の常道なんですよ」

「ふ~ん……そうゆうものなんだ」

「うむ。これは間違いなく罠です」




策豚・オーカス様を追い詰めた私は周囲に注意を払いながらジリジリとにじりよる

しかし


罠の気配零


「マスター?」

「くっ……なんと卑劣な……罠があると見せかけ我々の動揺を誘うとは……!」
「いや私動揺してないから。ヘンに勘繰ったのマスターだけだから」



またピクシーちゃんの中で私の評価が下がってしまった

何かの数値の下がる音が聞こえる

おのれオーカス……許さんぞ……!



「…愚かなるニンゲンよ………」

おぉ!
さっきまでブォーノ!としか発言しなかったオーカス様が威厳満載なトークを始めた

「生まれ、食われる。作られ、費やされる。そこには星のリズムがあった。それを壊したのはニンゲンだ」

説教まで始めた!


ぬぐぐ……
気持ち良さそうにスピーチを始めおって

貴様のせいでピクシーちゃんの私に対する信頼度が下がったというのに……

八つ当たってやる!



――――



八つ当たり完了

想像を絶する弱さ
流石にバリアー如きに逃げ出しただけのことはあるな


ロゼッタもゲット

これで新しいセクターに移動できそうだ





馴れ親しんだショッピングモール風セクターを後にし、我々がたどり着いたのは……


「ゴミの山かよ……」


夢の島風のセクター
〈デルファイナス〉
だった




最悪だ……




続く



そんな感じパー