皆様ごきげんよう☆彡



穀物抜きダイエットを初めてしばらく経った訳だが

このストレス値は異常

例えば


塩鮭+漬物+味噌汁

最強の布陣を敷いた朝食があるとしよう


その場に白飯が無いというのは余りにも酷な話じゃないですか?


元来白飯というのはこの場合
塩鮭や漬物を引き立たせる為に存在する

白飯があれば連中の魅了は桁違いに増幅される



しかし逆もまた然り

塩鮭や漬物の存在は同時に白飯への渇望を誘発する

白飯が存在しない食卓においてそれらの魅力など塵に等しい

勿論個人差はあるだろう
塩鮭だけ
漬物だけ
単体で食べても十分旨いと感じる方も居るだろうが…

私にはどうしても厳しい

酒という選択肢もあるだろうが現在我が家でアルコールの類いは御法度

故に白飯に対する渇望は日々増大の一途を辿る



色々な、志を同じくする同士達のホームページ等で情報を得ようとするが……


大体において敗れ去った同士達の夢の跡という状況が非常に多い


例外も多数存在するが……
彼等、彼女等と私とでは出発点がまず明らかに異なる



成功例の幾つかを熟読したところ

成功者達の文面からは白飯に対する愛が感じられない
挫けて行った猛者達は

「すま……ん……もう……俺は……駄目……だ……」
断末魔の叫びと共に
炊飯器のスイッチ音が聞こえてくるようだ


前述の成功者達はつまり

〈白飯が無かったら無かったで何とかなる側〉の人々なのかもしれない

単純に私の意志が弱いだけ
私が惰弱な人間であると言うだけの話かもしれないが……



私の白飯に対する情熱はやや常軌を逸しているのかもしれない――



先日友人に連れられスペイン料理を食べに行った時

それまでワインなどを飲んでいた私だったが
注文した若鶏のグリルを一口食べた瞬間

「ああ……これは白飯だ」
一瞬で思考が切り替わり完全〈食事モード〉になってしまった

思い余って店員に注文したところ

「申し訳ございません」

清々しいまでに両断されてしまった

当然だ

ここはそういうお店なのだから
店側の在り方、スタイルが確立されているからこそその店の魅力もまた確立する

閑話休題



「白飯を食べないと食事をした気にならない」

そういった話はたまに耳にするが
私も間違いなくそちら側の人間だ


夕食にパスタ等を食べた日にはほぼ確実に帰宅後飯を炊く

私はそれ位に白飯が好きなんだ――――








冷蔵庫の中にあるイカの塩辛が異様な存在感でもって私を挑発する

何故ダイエットを始める前に処理しておかなかったのか

しかしここで挫けてしまっては――――――




そんな穀物抜きダイエット(飢餓地獄疑似体験)もはや三日目

今やめる訳にはいかない

今やめてしまえば私には三日坊主という実に直球な烙印がつけられてしまう

それだけは…
それだけは避けなければ…………















ピッ

『おい』

「はっ!?」

『お前今炊飯器のスイッチ入れたろ』

「ナニガデスカ?」

『この三日坊主野郎』

「(´・ω・`)」






明日……いや明後日から頑張ります(笑)




そんな感じパー