メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう -24ページ目

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

メタトレーダー4を使う際にWindows7とVistaの場合は注意する点があります。

メタトレーダー4は公式にはVita以降のOSには対応していません。

ただ単に使えているだけです。

なので、仕様に際して色々と不具合が出る場合があります。

一番の問題が、データが保存されないことです。

Vista 以降のOSでは Program Files フォルダにセキュリティの設定がされています。

このセキュリティにメタトレーダー4が引っかかっているので、

メタトレーダー4がデータを保存しようとしても保存できない状態になっています。

チャートの設定を変更しても、再起動すると初期状態で起動したり、

ヒストリーデータをダウンロードしてもうまく反映されなかったりするのはこのためです。

原因は Program Files フォルダにあるのですから、

通常通りに Program Files フォルダにインストールするのではなく、

他のフォルダにインストールすれば大丈夫です。


例えば、C:\Users\ フォルダや、Dドライブなどにインストールするようにしてみてください。

フォルダの名前は何でもOKですので、わかりやすいところにインストールしましょう。


製造元の MetaQuotes がVista以降のOSに対応させないかというと、

メタトレーダー5がすでにリリースされており、メタトレーダー4は過去の製品なので、

メタトレーダー5をもっと広めたいからだと思われます。

しかしながら、メタトレーダー5に対応している業者が今のところないようなので、

まだまだメタトレーダー4は現役を続けることになりそうです。





 
プログラムを作成する というと、難しく考えてしまいがちです。

ですが、コンピュータは単純なことしかできません。

A が B の時 C をやる。

基本的には、これのくり返しです。

例えば

終値(A) が MA20より大きい(B) 時 買い注文を入れる(C)

のような感じです。

また、条件が複雑な例は、

終値(A1) が MA20より大きい(B1) くて、

RSI(A2) が 20より小さい(B2) 時、

買い注文を入れ(C1)アラームを鳴らす(C2)

等です。


条件をきっちりと指定して、MT4でやりたいことがわかればプログラム化はできます。

この良い感じのところで仕掛けて、いい具合に利益がのったら利食いする、

等の、あいまいな表現はどうやってもプログラム化できません。


プログラムを作成する時は、やってもらいたいことをまず日本語で書きだしてみましょう。

難しいだろうと思っていたことが、案外簡単にできるかもしれませんよ。




 
それでは前回の続きです。

まず最初にやっておくのは、作成したい通貨ペアの1分足のチャートを開きます。



そして、その通貨ペアの1分足以外の時間足のチャートを閉じます。

準備ができたらメタトレーダーを終了させます。

今度は、エクスプローラーを起動させて、

メタトレーダーがインストールされているフォルダを探します。

WindowsXPだと、Cドライブの Program Files にあります。



WindowsVista や Windows7 等は、 Program Files にインストールすると、

何かと問題が起こるようなので、別の場所にインストールしているかもしれません。

とにかく、メタトレーダーのフォルダを探し出してください。

そのメタトレーダーのフォルダの中に history というフォルダがあります。

その中に業者別のフォルダができています。

今回使用しているのは、Alpari なので AlpariJapan-Demo-1 というフォルダがあります。

ここを開いてください。

すると、読み込まれている通貨ペアのデータが表示されます。



今回は、EURUSDの1分足から、EURUSDの5分足を作成しますが、

作成ではデータは上書きされないので、作成の前に元ファイルを削除しておきます。

EURUSD5.hst というファイルがEURUSDの5分足のファイルです。

通貨ペアの後ろに時間足が分で換算した数値がついています。

4時間足だと240、日足だと1440です。

今回は、EURUSD5.hst というファイルを削除します。

削除したらメタトレーダーを立ち上げます。

ナビゲーター」の「Script」に「Period_Converter」があるので、

EURUSDの1分足にドラッグしてください。



ドラッグすると、設定画面が出ますので「パラメーターの入力」タブをクリックします。

ExtPeriodMultiplier に 5 を入力します。



この数値の意味は、セットしたチャートの足使って新しいデータを作成する時に、

何本分の足を使用するかの設定です。

今回は1分足を使って5分足のデータを作成するので、5 を入力します。

15分足なら 15 です。

5分足のデータから15分足を作成するのなら 3 を入力します。

入力が終わったら「OK」をクリックすると処理が始まります。


ターミナル」の「Experts」タブに、動作表示が出ます。



上の画像のようなメッセージが表示されていればOKです。

スクリプトの処理が終わらないことがありますので、

チャート上で右クリックをしてメニューを出し、「スクリプトの削除」で削除しておいてください。

他の足も作成する際は、パラメーターを変更しながら作成してください。

作成の前にファイルを削除するのを忘れないように~。