トレードの手法 | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

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トレードするのに手法を決めておくのは大切だ。

なんとなく上がりそうだから買って、

なんとなく上げ止まりそうだから決済する。

そんなトレードでもうまくいくこともあるだろう。


なんとなく上がりそうだからと買った後で、

もし下がったらどうするだろう?

仕掛ける時は上がることしか考えてなくて、

下がるときのことを考えていないと、

その時点で思考が停止してしまう。

都合よくそのうち上がってくれば、

損失を出さずに決済できるかもしれない。

しかし、思ったよりどんどん下がってしまったらどうだろう。

損失の額が自分の許容範囲を超えてしまったら、

今度はそのポジションを持っているに値するような、

もっともらしい理由を探すようになる。

そして、塩漬けと呼ばれる状態になる。

日々口座の含み損を見ているのは辛いものだ。

自分にも経験があるからよく分かる。


そうならないためには、

最初からトレードの手法を決めておくのがいい。


仕掛けるときの理由と、

どうなったら決済するか。


この2つを決めるだけだ。

トレードは「上がる」か「下がる」か「横ばい」の3種類しかない。

「横ばい」は無視して、「上がる」か「下がる」の2種類でもいい。

自分で好きなように考えたらいいだけ。

そして手法を決めたらきっちり守る。

それを続けていくことで、トレードが安定してくる。