スリッページ | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

スリッページとは、注文を出した価格で約定せずに、

注文を出した時よりも不利な価格で約定することです。

はっきり言うと、いや~な感じです。

価格が激しく動いている時に発生しやすいです。

例えば、

100.00
 の時に買い注文を出した時、

100.05 で約定すれば 5pips 不利な価格で約定したことになります。

業者にわざとやられている場合もあるようですが、

回線が遅い場合や、PCの処理が遅い場合なども発生しやすいです。



これをある程度防ぐ方法として、

新規注文や決済注文の際にスリッページの許容範囲を設定できます。

これは、pips で設定します。

3pips の場合は 3 を設定し、7pips の場合は 7 を設定します。

ただ、これは2桁4桁表示の業者の場合です。



3桁5桁表示の業者の場合は、10倍する必要があります。



82.000
 の 5pips だと 82.005 になるので、あっという間に引っ掛かります。

新規注文時に約定しないのはまだいいのですが、

決済注文時は約定しないのはとてもまずいと思いますので、

決済注文時は数値を大きめにしておく方がいいと思います。

まあ、大きくしておいても約定しない時はしないので、その時はあきらめましょう。