注文を出した時よりも不利な価格で約定することです。
はっきり言うと、いや~な感じです。
価格が激しく動いている時に発生しやすいです。
例えば、
100.00 の時に買い注文を出した時、
100.05 で約定すれば 5pips 不利な価格で約定したことになります。
業者にわざとやられている場合もあるようですが、
回線が遅い場合や、PCの処理が遅い場合なども発生しやすいです。
これをある程度防ぐ方法として、
新規注文や決済注文の際にスリッページの許容範囲を設定できます。
これは、pips で設定します。
3pips の場合は 3 を設定し、7pips の場合は 7 を設定します。
ただ、これは2桁4桁表示の業者の場合です。
3桁5桁表示の業者の場合は、10倍する必要があります。
82.000 の 5pips だと 82.005 になるので、あっという間に引っ掛かります。
新規注文時に約定しないのはまだいいのですが、
決済注文時は約定しないのはとてもまずいと思いますので、
決済注文時は数値を大きめにしておく方がいいと思います。
まあ、大きくしておいても約定しない時はしないので、その時はあきらめましょう。