移動平均線のクロスで売買するEAの作成 その13 | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

それでは~、 start の続きで仕掛判断をやっていきましょう

//仕掛判断
   if(buypos==0 && fast_ma1>slow_ma1 && fast_ma2<slow_ma2)
   {
      OrderSend(Symbol(),OP_BUY,Lots,Ask,3,0,0,"",magic01,0,Blue);
   }

buypos==0 は、買いのポジションが 0 の時ということで、

買いのポジションがない時だけ移動平均線の判断をするようにしています。

そして条件がそろった時に、OrderSend でエントリーします。

これは、新規の注文を行う関数です。

OrderSend(通貨ペア, 売買種類, ロットサイズ, 価格, スリッページ,
ストップの価格, リミットの価格, コメント, マジックナンバー, 矢印の色);

となっています。

通貨ペアは、Symbol() としておけばEAをセットしたチャートの通貨ペアを発注します

売買種類は、OP_BUY が買いで、OP_SELL が売り注文です。

ロットサイズは、変数で設定しています。

価格は、買い注文なら Ask、売り注文なら Bid を設定します。

スリッページは、決済のところでも説明しましたが、通常は 3 程度を設定しておきます。

ストップの価格リミットの価格は指定があれば個別に設定することができます。

コメントは、約定した後の保有のポジションにコメントをつけておくことができます。

「ターミナル」の「取引」タブの一番左側に表示させることができます。

マジックナンバーは、初期設定で使用したものを設定します。

矢印の色は、一般的に買いの場合は青、売りの場合は赤が設定されていることが多いですが、

好きな色に変更することができます。

説明をごちゃごちゃ書きましたが、

トレードの経験があれば理解するにはそれほど難しくないのではないかと思います。


今回は最初のEAということで、機能を絞って簡単なプログラムで済ませました。

徐々に色々な機能を詰め込みながら段階的に作成していこうと思います。

では~~~