if 条件によって動作を変更する | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

プログラムで条件によって動作を変更したい場合があります。

雨が降っているから傘を持って行こう!、なんて感じです。

その時に if を使用します。

if(条件)

処理1


( )内の条件を満たす時、{ }内の処理1を実行します。

もし( )内の条件を満たさない場合は、{ }は無視されます。

例)

if(a>=100)

処理2


と記述した場合、a の値が100以上なら処理2を実行し、

a の値が100より小さいなら処理2は無視されます。

この場合、処理2は無視されましたが、

無視されるだけではなくて、何かほかの処理をしてほしい時があります。

そういう時に else というコマンドを使用します。

else は if とセットで使用し、if の( ) 内の条件を満たさない時に、else 以下が実行されます。

餃子作りたいから白菜買ってきて、なかったらキャベツ買ってきて、とお使いを頼まれるようなものです。

例)

if(b>0)

処理3

else

処理4


この場合は、b の値が0より大きい時に処理3が実行され、

b の値が0より大きい以外の時

すなわち b の値が0以下の時、処理4が実行されます。


また、else if を使用して、判断を複数重ねることができます。

目的の場所までの距離を調べて、

5km以上離れてるなら自動車で、

2km以上離れているなら自転車で、

それより近いなら徒歩で、という感じです。

例)

if(c>5)

処理5

else if(c>2)

処理6

else

処理7


cが上のたとえの距離で、

処理5が自動車を使う場合、処理6が自転車を使う場合、処理7が徒歩の場合です。


このように条件わけをしながら、プログラムしていきます♪

条件わけに最初は戸惑うかもしれませんが、順番に考えていけば大丈夫ですよヽ(゚◇゚ )ノ