1から3行目はコメント行です。
作成した時点で自動的に挿入されます。
init が initialization の略だとわかります。
4行目は
int init()
で、このように設定するものを関数と呼びます。
関数を設定したら {} で囲んで、その中にコードを記述します。
関数は自分で作成することができますが、
init
deinit
start
はメタトレーダーで使用するように予約されていますので、それ以外で名前をつけます。
7行目は
SetIndexStyle(0,DRAW_LINE);
で、チャートウインドウに描写する物の種類を設定します。
カッコの中ですが、最初の 0 はラインの設定番号です。
作成した ma01 をチャートにドラッグした時に設定画面が出ます。
「色の設定」タブをクリックすると下のようになります。
この時の # の番号が、この設定番号になります。
プログラムでは通常0番から数えるようになっています。
メタトレーダーでも0番から数えることが他にもあり、
最初は戸惑いますが、そういうルールなので慣れるしかありません。
しかしながら、その2で説明した宣言項目の色の設定では、
#property indicator_color1 Red
で、0番の設定が、color1となっていて非常に紛らわしいです。
宣言項目の1番が、initの0番に対応すると覚えてください。
init の2番は、宣言項目では3番になります。
どちらかというと宣言項目の番号の付け方が特殊なのですが、ここは慣れるしかありません。
次のDRAW_LINEは、線を引くという設定です。
他にもヒストグラムを描写したり、矢印や点のような図形を描写する設定もありますが、そのうち説明します。
8行目は
SetIndexBuffer(0,ExtMapBuffer1);
で、0番を描写するのにどのバッファーを使用するかを設定します。
今回は、0番に
ExtMapBuffer1 を使用します。
return(0);
で、関数を呼び出した際に()内の 0 を返しますというコマンドです。
関数を呼んだ際に、関数内で計算を行って、出た結果を返す場合に、
今回はただ設定をしただけで返す数値がありませんので、
おまじないとして 0 を返すように記述しています。
今回は、0から数え始めるものと、1から数え始めるものがあり、わかりにくかったと思います。
しかし、そういうルールの元に成り立っていますので、ルールに慣れていただくしかありません。
この先何度も作っていれば慣れてくると思いますので、気楽にやっていきましょう。(*^-^)b