本の紹介『ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則』

◎こんなあなたにお勧め

「よりよいリーダーシップとは何か?」を考えたいあなたにお勧め。
短時間で概要を知りたい方には、野中郁次郎氏の「解説」がお勧め。


◎要するに、こんな本

「良い企業」が「偉大な企業」になる鍵を握るリーダーシップを「第五水準のリーダーシップ」と名付け、その要点をまとめた本。

◎こんなことが書かれていました

1.「どうすれば、良い企業が偉大な企業に『飛躍』できるのか?」がテーマ。

2.「飛躍」の最重要ポイントは、企業の転換期に「第五水準のリーダーシップ」を発揮する経営者がいること。

3.「第五水準の経営者」の特徴は、「控えめで物静かで謙虚でさえある」と同時に、「自社を偉大にするために真理を追究し続けるという職業人としての強い意思とそれを愚直にやりぬく粘り強さ」がある。そして、「異なる意見に耳を傾け、従業員とじっくりと対話し、リアリティの持つ多面性を総合化」していくところにある。

4.「第五水準の経営者」は、次のことに取り組んでいる。
  ①「適切な人材の選別」(最初に人を選び、その後に目標を選ぶ)
  ②「確信と現実直視」(厳しい現実を直視しつつ、最後は必ず勝つという確信を失わない)
  ③「世界一戦略」(徹底的な対話を通じて、次の3条件を満たすことを見極め注力する。自社が世界一になれる部分、情熱を持って取り組めるもの、経済的原動力になるもの)
  ④「規律の文化(カルチャー オブ ディスプリンン)」の醸成(人ではなく、システムを管理する)
  ⑤「促進剤としての技術活用」(新技術にふりまわされない)
  ⑥「粘り強く、努力を積み重ねる」(大きく重い弾み車を押し続ける)

5.野中郁次郎氏は「解説」で、「規律の文化」とは日本の文化でいう「型」に当たる 
  と指摘している。「型」は人を枠にはめるが、優れた型を体得すれば動きに無駄が
  無くなり自由が保障される。また「型」には不断のフィードバックを通じて革新
  しつづける「修・破・離」という自己超越プロセスが組み込まれている。この点、
  偉大な企業に飛躍した企業では優れた「型」が共有されていたことに納得がいく。
新技術にふりまわされない)
  ⑥「粘り強く、努力を積み重ねる」(大きく重い弾み車を押し続ける)

5.野中郁次郎氏は「解説」で、「規律の文化」とは日本の文化でいう「型」に当たる 
  と指摘している。「型」は人を枠にはめるが、優れた型を体得すれば動きに無駄が
  無くなり自由が保障される。また「型」には不断のフィードバックを通じて革新
  しつづける「修・破・離」という自己超越プロセスが組み込まれている。この点、
  偉大な企業に飛躍した企業では優れた「型」が共有されていたことに納得がいく。


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